大地の芸術祭2015 その17 | PROGRE BACKLASH!

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たまに他の事もちょこちょこいろいろと。

市町村合併前の旧松代町を一つのエリアとしたかつての『松代エリア』は、
芸術祭の中でも一番の作品数を誇るエリアでございました。
 
それが今回の芸術祭にあたって、3つのエリアへと細分化されました。
 
そのうちの2つは
 
旧松之山エリアの一部と合体した『オーストラリアハウス・奴奈川エリア
 
旧松代エリアの比較的山地にあたる『明後日新聞社・峰方山平エリア
 
として、今回ざっくりと駆け足で紹介してきましたが、もうひとつ残っているのが
農舞台・松代中央エリアとなります。
 
こちらは松代地区にあります農舞台という芸術祭の施設を中心としたエリアで
範囲自体はさほどでもないのですが、作品の数はダントツでございます。
 
そこでこのエリアに入るにあたり、丸1日かけてみっちり観て回るのもよかったのですが、
今回はワタクシなりに
 
1.『農舞台からは遠めで、車がないと厳しい作品群
 
2.『農舞台周辺でも、車を使った方が効率がいい作品群
 
3.『農舞台そのものと、その周辺の徒歩で観て回る作品群
 
と、3回に分けて回ってみる事に致しました。
 
というわけで非常に前置き長かったですが、ワタクシのブログでは5つ目のエリアとなります
農舞台・松代中央エリアをざっくりと紹介していきます。
 
まず今回は農舞台からは遠めで、車がないと厳しい作品群からの作品を2回に分けて。
 
ワタクシの家から農舞台に向かうには大きく2つのルートがありますが、
今回は松之山地区を経由して農舞台エリアへと入っていったルートで。
 
その松之山地区と松代地区の、ほぼ中間の山間にある作品が2つ。
 
イメージ 1
 
山間の何もない細い道沿いに突然現れる、かまぼこ型倉庫を模した建物。
 
こちらは2003年(第2回)からある『リトル・ユートピアン・ハウス』という作品ですが、
その交通の不便さから、来てみたのは今回が初めてでございまして。
 
中はこのように
 
イメージ 2
 
和風サイケとでもいったようなペイントが施されておりました。
 
その道を挟んですぐ反対側にあるのが、同じ作家による2015年の新作
 
イメージ 3
 
空の鳥はことばを運ぶ』という物なのですが、すみません、意味がよくわかりません。
 
 
そして松代地区に入りますが、農舞台はスルーして松代の中心街へと向かいます。
 
今でこそ松代の中心街には新しい国道253号のバイパスが出来てますが、
そのバイパスが出来る前の元の国道253号沿い。
 
そこには商店街が並び、古い家や倉庫なども並んでいます。
 
ここで一旦車を停めて、徒歩でいくつか観て回ります。
 
そのうちのひとつ。
 
イメージ 4
 
と言っても2階の部屋しか撮ってませんが、こちらは今年2015年の新作で
まつだい里山気流部!!』という作品。
 
住民と一緒に採取した様々な植物をラミネートした物をぶら下げているという物で。
 
別の所(空き家?)では
 
イメージ 5
 
土地の見る夢 12編のアニメーション』という、これもまた今年2015年の新規作品。
これはリンク先の公式ページをご覧頂いた方がわかりやすいと思いますので次行きます。
 
また別の空き家では。
 
イメージ 6
 
キラキラきんきんきらきらキラキラでワケわかりませんでしたが
 
イメージ 7
 
これもわかりづらいですね。(==)
 
狭い家の中だったので、写真の方も思うように撮れませんで。
 
こちらもまた今年2015年の新作で『黄金の遊技場』。
 
作品名を読んで字のごとくといった感じではありましたが
 
イメージ 8
 
壁には麻雀牌を使って作られた世界地図。
 
そして、床に敷かれたレールの上を走る
 
イメージ 9
 
(なぜか)ぺヤングとカップ麺。(==)
 
そうこうしてるうちに、この日はもう夕方5時頃。
 
イメージ 10
 
国道沿いにある大きな池と花壇。
 
こちらは2003年(第2回)に製作された『創作の庭』という作品。
 
ちなみに、この画像中央のやや上側に見える白い建物が農舞台でございます。
 
確かこの日は8月の9日で、ここでぼちぼち家に戻るか~~なんて話をしてました。
 
すると、どこからともなく祭囃子のようなにぎやかな音が聞こえてきました。
 
で、実際その集団を見てみると
 
イメージ 11
 
村の祭りにしてはずいぶんワイルドだなぁ~なんて思いながら見てましたが、
この行列の中にいた一人の方がワタクシたちの方に駆け寄ってきました。
 
その人 : 『パスポートは持ってますか??』
 
ワタクシ : 「はい、あります。」
 
その人 : 『じゃ、イベントのスタンプ押しますので。』
 
という事でこちらの行列は、8月8日と9日を通して行われた芸術祭のイベントのひとつ、
こちらは是非上の公式ページのリンクをご覧下さい。
 
よく見ると、なかなかワイルドかつテキトーな事が書いてあります。
 
この時はちょうど、このイベントの終点である農舞台間近まで来たところのようで、
たまたまここにいたワタクシたちは、たまたまこちらのイベントとタイミングが合った次第で。
 
 
と、まずはこんな感じではありますが農舞台・松代中央エリア
 
外堀から埋めるような感じでじわじわ紹介していきます。
 
 
※ 作品名のリンク先は、全て公式ページの物でございます。
 
公式HP ⇒ 大地の芸術祭の里 http://www.echigo-tsumari.jp/