大地の芸術祭が終わって1ヶ月ちょっとが過ぎました。
その、1ヶ月ちょっと前に話はさかのぼります。
その日は芸術祭最終日の前日。
『これだけは少々足を伸ばしてでも見に行きたい。』と思っていた作品がありました。
ひと通り農舞台周辺を散策した後、その作品のある場所へ向かったのですが
いざその近くへ到着すると、かなり手前からもう入場待ちの長い車の列が出来ておりました。
こりゃとてもダメだという事で、この日はもうその作品を見る事を諦めました。
それでもそのまま帰るのもなんなので
その近くにある『儀明劇場』という所に行きました。
劇場と言うだけあっていろいろな催し物も行われていたようですが
中にはこのような作品もありました。
ところがこの『儀明劇場』は、今回の芸術祭終了とともに取り壊される事が決まってました。
もしかしたら、今はもうすでに取り壊されてしまっているのかもしれません。
さて。
芸術祭が終わっても恒久的に展示される作品や、休日限定などで公開される作品がありまして。
やっぱりこの日に見る事を断念した作品をどうしても見ておきたくなりました。
その本命はまた別の作品なのですが、まずはその本命の作品のすぐ隣にある
『コロッケハウス』という作品。(  ̄  ̄) why コロッケ??
コロッケはともかく、何やらステキな軽トラック。
最初は『どういうわけでコロッケハウスなんだろか??(  ̄  ̄)』と思ってましたが
家の壁、柱、小物に至るまで、全ての物に何かが吹き付けられています。
コンクリートモルタルかなぁ~と思ってましたが、
公式ページを見てみると『金属を溶射』と書いてありました。
金属を溶射 ⇒ 家に衣をつけるような感じ ⇒ コロッケみたい
といった事で、コロッケハウスという名前になったとの話でした。
ちなみにこの話は、コロッケハウスの隣にある本命の作品の所にいたおばサマに聞きました。
狙ったのかどうかはわかりませんが、この作品の位置関係も絶妙だと思いました。
このコロッケハウスから見て、右側にちょっと見えている家が今回の本命の作品でして、
芸術祭開催期間中に行った時には入場待ちの長い車の列が出来ていた作品でございます。
『家に衣をつけた』のがコロッケハウスであるならば。
この隣にある作品は、逆に『ひと皮むいた家』というところでして。
その作品名は『脱皮する家』。
画像が多くなったので、ひとまずこの辺で。。。m(_ _)m