昨日、妻の車を廃車にしました。
これはダイハツのミラ・モデルノという車です。9年間で約3万キロ走ってくれました。
この車は去年、香川県を襲った台風によって高潮被害にあったんですよ。そのとき、水(海水)に浸ってしまったのです。ちょうど、ボディの底がぬれる程度まで水がきたんですよね。
エンジンには被害がなかったのですが、クラッチのところに泥水が入り込んだようで、浸水をした翌日はクラッチを踏んでもギアを入れることができませんでした。(この車はマニュアル車)
で、整備士の人にクラッチを直してもらったのですが、クラッチのところについたゴミのようなものは奇麗にとれなくて(とるのにすごいお金がかかるって言われたのでやめた)、運転中にクラッチを踏むと、シャ~って音がするようになったのです。
これが運転中だと結構耳障りなんですよ。というかマニュアル車だから再々クラッチを踏むわけじゃないですか。そのたびごとに、シャ~、シャ~言うわけです。
…だから勝俣号。(^o^; この1年間だけの呼び名でしたけどね。
浸水ときに廃車にしても良かったのですが、どうにか動いてくれていたので1年ほど無理をして乗ってました。ダイハツの人には「いつ動かなくなっても知りませんよ」って言われてたんですよ。この12月で車検が切れるのを機に廃車となりました。引き取り価格は1000円。ま、リサイクル料金を取られなかっただけでも儲けものでした。
浸水被害を受けてからまともに洗車さえしてあげていなかったので、写真ではよく分からないのですが、すっごいドロドロなんですよ。きっと塗装よりもヨゴレがついてるくらいに…。たぶん、日本一ドロドロなんじゃなかったかな。(´▽`*)
でもやっぱり、いざ廃車にしていなくなると寂しいもんです。
ありがとう、勝俣号。おまえのシャ~を忘れないよ~。(T_T)
(余談:この車が赤色だったら「赤い彗星号」とにでもしたのですが…。)