今年もあっと言う間に師走に突入しましたが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
シニアクラブでは11月14日にパンジーの苗を約100個公民館の入り口の花壇に植え付けをしました。
ところが約2週間後にほとんどが鹿に無残にも蕾と葉が食べられてしまいました。
ネットで囲ってはいたのですが、防ぐことはできませんでした。
さて我が家では落葉のシーズンを迎えています。
欅と木蓮はほぼ葉が落ちました。
ヒメシャラの落葉も進んできました。
この後ドウダンツツジとメタセコイアの落葉が予定されています。
落ち葉の後片付けに忙しい日々を送っている中、また庭で事件が発生しました。
そこで今回はその出来事についてお送りしたいと思います。
被害にあった公民館のパンジー
芝生が穴でボコボコになる
事件は11月26日夜から27日早朝の間に起こりました。
朝いつものように落ち葉の片付けに庭に出たところ、至るところで芝生に大小70以上の穴が掘られているのを発見しました。
ボコボコに穴があいた芝生
こんなことは初めてなので、一体何が起きたのか答えを得るまでに時間を要しました。
そういえば、イノシシの糞を発見した時も同じような穴がいくつか散見されたのを思い出しました。
どうやらイノシシが芝生の中にいるミミズを狙っての仕業ではないかと思いつきました。
大きい穴は15 × 8 ×6cm位で15個以上ありました。
大きく深くほられた穴
小さい穴は直径3〜4cm位のものが50個以上あけられていました。
イノシシは鼻で穴を掘るそうです。
好物は地中にいるミミズや昆虫の幼虫で、匂いで獲物を察知するようです。
大きな穴ではきっと獲物を見つけたのではないでしょうか。
モグラからイノシシへ
かってモグラに大きな穴をあけられたことがありました。
そのためにモグラの忌避剤等を使って防止をしてきました。
今年は春先まではモグラ塚がありましたが、それ以降は見かけなかったので安心していました。
やっとモグラからは解放されたかと思っていた矢先に、新たな敵イノシシが現れるとは想像外でした。
芝生の修復作業
私はショックでしたが、芝生は痛く辛かったのではないでしょうか。
どう修復したら良いのか考えました。
開いた穴に目土を入れることにしました。
大きめの穴には目土と培養土を入れることにしました。
同時に観察に残しておいた鹿の糞も肥料になるのではないかと穴に約100個入れることにしました。
残り約100個は観察を続けるために残しました。
目土のみの修復後の穴
培養土も混ぜた修復後の穴
春先にまた、新しい芝生が生えてくるのを期待しています。
修復後の芝生
防護策はあるのか
これで最低2回はイノシシが庭に訪れているのが分かりました。
そして芝生が被害を受けることが起きました。
何かいい防護策はないか考えましたが、いい案は出てきませんでした。
侵入を防ぐための柵を設けるのが一つの方法ですが、現在隣地の空き家とは垣根が非常に低くなり下も隙間だらけなので、野生の動物の我が家への出入りが容易です。
そのためには20m以上のしっかりした柵を作らなければなりませんが、これで防げるとも限りません。
自然豊かな我が家ではどうしても野生動物の出現は避けられません。
人に被害が起きないのであれば、この程度の被害は止むなしと考えました。
とりあえずの結論としては、このまま様子を見ることにします。
寒くなれば出没は減ると思いますので、今回が最後であればいいなぁと願っています。
晩秋の富士山
やっと本格的に寒くなりました。
健康管理には留意して、また来週元気にお会いしましょう。
コバ # 7- 47
今週の表紙は、金平糖のようなピンクの可愛い花を咲かせてくれるヒメツルソバを選んでみました。
花言葉は「愛らしい」「気が利く」「思いがけない出会い」です。