一年で一番暑い季節の中でのコロナ感染拡大が続いていますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。 


我が町の夏祭りは、コロナ対策を実施しながらの3年ぶりの開催が決定しました。

シニア会からも子供たちのためのグラウンドゴルフ等のゲームを提供する予定です。

無事に開催されることを願っています。


さて我が家のメジロのヒナは無事に巣立ったのでしょうか。

そこで今回のテーマは、そのヒナの巣立ちについてお送りしたいと思います。




ヒナの録画 (18日目)




ヒナは無事に巣立ったのか?


メジロについて

メジロは体長 12cmぐらいでスズメよりも小さく鳴き声の美しい野鳥です。

目の周りが白く縁取られていることが名前(目白)の由来です。

繁殖期は4月から7月で3個から5個の卵を産みツガイで行動して世話をします。

11日ほど抱卵し孵化したヒナは11日ほどで巣立つと言われています。


ここまでの経過

庭のヒメシャラの木の約2mぐらいの高さのところにメジロの巣を発見する。

当初は2個だった卵が5個に増える。

卵は1日に1個ずつ産まれたと思われます。

巣の中の2個の卵
(最初の卵が生まれてから2日目と仮定)



巣の中の5個の卵
(10日目)



巣の中に5羽のヒナを発見する。
(18日目)



ヒナの羽の色が緑がかってくる。
(21日目)



ヒナのくちばしが外からも見えるようになる。(22日目)



巣にいるのは親鳥かヒナか確認できず
(22日目の問題の写真)



親鳥が巣に来なくなり、巣の空っぽを確認する(24日目)




巣立ち確認できず

巣は空っぽになりましたが、無事に巣立ちができたかどうかは残念ながら確認することはできませんでした。

人が巣を揺すったり覗いたりすると 、親鳥が人間を恐れヒナを守るために強制巣立ちが起こるリスクがあるそうです。

強制巣立ちとは、親鳥がヒナの危険を察知して予定より早めに巣立ちを行うことで、まだ十分に育っていないヒナは巣から落下して死ぬリスクが発生することになります。

よって巣を覗くことはできず、朝夕巣の近くで眺める観察をしていましたので、 巣立ちのタイミングを確認することはできませんでした。



私の推論


そこで手元にある写真から無事に巣立ったのかどうか推測してみました。

私の予定よりも少し早く巣だったのではないかと思います。

最初に卵が生まれた日からおそらく22日目か24日目に巣立った可能性が高いと考えます。

最初に生まれた卵は十分に日数が経過していますが、最後に生まれた卵(4日後?)は少し巣立ちには早いような気がします。

もしかしたら巣立ちは一度に5羽ではなく、数羽づつ1日か2日か3日ぐらいかかったのではないかと考えます。

ここで 次の2枚の写真が謎を解く鍵になります。





隣のケヤキに発見したメジロ(24日目)


この写真は24日目の朝、巣から5mぐらい離れたケヤキで発見した2羽のメジロです。

この日見た写真の鳥が、親鳥か巣立ったヒナなのかが答えを出してくれます。


実は親鳥をこの木で以前より度々見かけていました。

写真がはっきりしていないのが残念ですが、これは無事に巣立ったヒナだと思います。


その理由は 親鳥は人の気配を感じると素早くすぐ姿を消しますが 、この日見た鳥たちは写真が撮れるほどしばらくこの木で飛び交っていました。

ただこの時私は、まだヒナは巣の中にいると思い親鳥だと思って写真を撮っていました。

巣が空っぽになっているのに気づいたのはこの日の夕方でした。


21日目に巣を覗いて写真を撮ったことより強制巣立ちの可能性も否定できないのですが、その可能性はないと考えます。


巣のある木の根元をしっかりと探したのですが、ヒナの死骸はありませんでした。

また残念だったのは 、23日目は終日強い雨で観察することができなかったことです。

そして上記22日目の写真(親鳥かヒナか 確認ができない)は、羽の色が薄いことからヒナだったのではないかと考えられます。

すなわち飛び立つ寸前だったのではないでしょうか。

また巣立った後はもう巣に戻らないと言われているので、24日目が最終の2羽の巣立ちだったのではないかと考えられます。


以上より「ひなは 5羽とも無事に22日目から24日目の間に巣立っていった」が、私の最終結論です。



メジロに感謝


正直この目でヒナが巣から飛び立っていくのを見たかったのですが、それは叶いませんでした。

しかし約24日間ワクワクする時間をメジロの親子からもらいました。

そして命の尊さを改めて知る素晴らしい機会となりました。

メジロの親子に大感謝です。

またメジロやツバメは縁起のいい鳥とされています。

ですから自宅に巣を作られるということは、鳥たちから我が家は住みやすい環境だと認められたことにもなります。

また来年我が家にメジロが産卵に訪れてくれることを願っています。




ヒナの録画(19日目)









久しぶりの富士山(7月25日)



蒸し暑い 寝苦しい夜が続いていますが、健康管理にはご留意ください。

また来週元気にお会いしましょう。


コバ #  6 - 30


今週の表紙は、早朝に開花して夕方にしぼんでしまう可愛らしい花を咲かせるムクゲ(八重咲)を選んでみました。


花言葉は、「デリケートな愛」「新しい美」「信念」「尊敬」です。