2021年12月17日に発表された小田急電鉄の特急ロマンスカー50000形VSEが、2022年3月11日で定期運行を終了するというニュースで知りました。定期運行終了までに乗車する時期を模索していたので、吾妻山公園の菜の花が見頃になる時期に乗車しようと昨年から決めていました。

新宿駅に30分前に到着し、まずは「箱根そば 本陣」でめかぶそばを食べました。新宿からロマンスカーに乗車するときはいつも食べています。ロマンスカーのホームへ行くとタイミング良くホームへ入線してきました。洗練されたフォルムと存在感は、箱根観光の顔としての気品を感じます。前方ではありませんが後方展望席で神奈川県小田原駅まで乗車します。

 

箱根そば 本陣・三陸産めかぶそば

ロマンスカー50000形VSE

 

久しぶりのロマンスカーの乗車で、狛江駅を通過すると富士山も見えてきました。海老名を過ぎると徐々に車窓も変わっていき、丹沢の山々が見えてきます。そして、箱根外輪山や金時山の奥に見える富士山が見えてくると1時間ほどの乗車も終わり小田原駅に到着しました。小田原駅からは、JR東海道線の上野東京ライン宇都宮線宇都宮行きに乗り換えて二宮駅を目指します。

 

小田原駅に到着

 

二宮駅で下車し、吾妻山公園の入り口までは徒歩で5分くらいです。入り口で公園整備の募金をしてから登山開始です。久しぶりの登山ですが、運動不足と体重増加で結構大変でした。膝が痛くて痛くて途中で休憩し、振り返ると二宮の町と相模湾が見えました。20分ほどで山頂に到着し、山頂からは丹沢・箱根外輪山・富士山・相模湾と360度の風景を楽しむことができます。そして何よりも、6万株とも言われる早咲きの菜の花はひと足早く春を感じさせてくれます。満開の菜の花と富士山が同時に見れるのが最高です。山頂で40分ほど風景を楽しみ、下山するときには沿道に咲いた水仙を見ながら下山しました。

 

満開の菜の花と富士山

 

帰りは茅ヶ崎駅で下車して、相模線に昨年11月から導入された新型車両E131系を撮影しました。本当は引退する205系も撮影したかったのですが、やってくるのはE131系ばかりだったので断念しました。途中で、三崎まぐろ丼(特上)を食べました。大きくカットされたマグロのトロと赤身が大きくて食べ応えがありました。

 

相模線E131系

三崎まぐろ丼(特上)

 

大船駅で駅弁を購入し、横浜駅でJRから京浜急行へと乗り換えて快特青砥行きに乗車して乗り換え駅である京急川崎駅に向かいました。京急川崎駅のパタパタ発車案内装置が来月引退するということで撮影しました。正式名称「フラップ式列車発車案内表示装置というそうで、昔は京急の主要駅にあったのですが現在は京急川崎駅のみと貴重なものとなりました。これ見てるだけで面白いんですよ、京急は列車種別や行き先も多いので特に面白い。

 

 

帰宅後は大船駅で購入した駅弁、湘南鎌倉名物鯵の押し寿司「桜」を食べました。大河ドラマ「鎌倉殿の13人」とコラボした駅弁でお酒のおつまみとして最高でした。