愛知県碧南市で、九重櫻(ここのえざくら)を造る、九重味淋さんに蔵見学をさせて頂きました (*^ー^)ノ
まずは「みりん」について、簡単にご紹介させて下さい(^~^)
「みりん」は大きく分けて、以下の4種類があります
①伝統的製法の本みりん
アルコール14%程
麹の甘味で飲んでも美味しい
②標準的製法の本みりん
アルコール14%程
①をアルコールや水あめで3倍程に伸ばしたみりん
③みりん風調味料
アルコール1%未満
水アメやブドウ糖、調味料でつくる、みりん風の調味料
④発酵調味料(加塩みりん)
アルコールあり
穀物やアルコール、塩等で造られた、アルコールを含む調味料
日本酒で言うと、
①が純米酒、②が三増酒、③日本酒風味の水、④合成清酒、といったところかと思います(*^ー^)ノ
名門酒会のサイトがわかりやすいので、リンクを貼らせて頂きます(^∇^)
②~④はコスパが高い等、いい点もあります(^O^)/
②~④ができたおかげで、料亭のような高級料理店から、一般家庭にもみりんが広まったという歴史もあるそうです\(゜□゜)/
①が良くて、他はダメと言いたいのではなく、違いがあることをご紹介させて頂きました(*゚ー゚*)
ただ今回のブログは、①伝統的製法の本みりん、に限って書いてみたいと思います(^~^)
碧南駅には、たくさんのみりんが展示してありました(^O^)/
蔵は碧南駅から歩いて10分くらいです
まずはDVDで、本みりんの造り方を教えて頂きました(^∇^)
もち米、米麹、焼酎の3つの原料で造られます
次に資料館で、みりんの歴史を教えて頂きましたφ(.. )
その昔、みりんは美淋酎といって、お酒として飲まれていたそうですヽ(*'0'*)ツ
昔の道具も展示してあります
蔵の中も見学をさせて頂きました(*^ー^)ノ
左奥の筒の中でもち米を蒸して、手前の放冷器で冷ましていきます
製麹器で麹を造ります
仕込みタンクが並ぶ恩光蔵、室温は20度と、日本酒よりは高めの室温でした
この20度という温度が、アミノ酸が出過ぎない、美味しく作れる温度なんだそうですヽ(*'0'*)ツ
みりんは日本酒とは違い、酵母のアルコール発酵はしません
もち米が麹の作用で糖化、液化され、焼酎のアルコール度数が14度まで下がっていきます(-^□^-)
度数14度になった醪を酒袋に入れて、上から圧をかけて搾ります
搾ると「みりん」になりで、石臼で挽くと、ひなまつりに飲む「白酒」になりますヽ(*'0'*)ツ
タンクの中で半年以上熟成させます(*゚ー゚*)
試飲をさせて頂きました(〃∇〃)
香りはスッキリと良く、旨味はしっかり、べっとりとしない、美味しい甘味のみりんでした(^∇^)
伝統的製法の本みりんは、以下のような効能があるそうです
・上品な甘味がつく
・美味しそうな、てり、つや、がつき、旨みがしみこむ
・きれいな焼き色になる
・煮崩れをふせぐ
・生臭さを消し、良い香りをつける
お酒を飲まない方にも、お店に足を運んでいただけるよう、みりんもしっかり勉強したいと思いますφ(.. )
おまけ
帰り道に頂いた碧南やきそば定食、美味しかったです(*´Д`)=з
※一般の方も、DVDと資料館の見学は出来るそうですヽ(*'0'*)ツ
九重味淋さんのホームページはこちら
若松屋酒店で取り扱いしています
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