テイスティング力向上の一環として、酒匠(さかしょう)の講習と試験に行ってきました(*^ー^)ノ
酒匠は日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)という組織の呼称資格で、「日本酒・焼酎のテイスティング専門家」という位置付けなのだそうです(^~^)
とにかく大量にテイスティングをしていきます(〃∇〃)
おそらく100数十種類はテイスティングしたと思います
講習で勉強になった点を少しだけご紹介させて頂きます(-^□^-)
①味の要素を分解して覚える
一般的にお酒には甘辛酸苦渋+旨み(+塩味)、がありますが、その一つずつの味わいを勉強します
水だけでも硬度違いで数種類、甘味も数種類、クエン酸、アミノ酸、等々、味のパーツごとに覚えます(*゚ー゚*)
個々の味わいを覚えることで、お酒として重なったとき、どの味に特徴があるのか、といったことがわかるようになります。
講義では、この味が、この名前なんだと、自分の認識のずれを正していくようで、とても楽しかったです(〃∇〃)
②香りの表現を覚える
花、果実、草、木の実、穀物、石、キノコ、等の香りを嗅ぎ、それを表現する言葉を覚えますヽ(*'0'*)ツ
例えば同じ香りの表現でも、酒匠は、
「穏やかで青リンゴのような酵母由来の吟醸香、その香りの奥には、ごくわずかだが麹由来の餅菓子を思わせる甘い香りがある」
というような表現になると思います(´_`。)
お店で使う表現だと、
「青リンゴみたいな甘い香りが、ほんのりとします」くらいの表現になると思います(*^▽^*)
表現はケースバイケースでいいのですが、まずは自分がその香りを嗅ぎ分けられなければ話にならないので、とても楽しい体験でした
テイスティング力向上のため禁煙して苦節1年、嗅覚が良くなったおかげで、なんとか嗅ぎ分けができるようになったと思います(。´・∀・)ノ
でも、「石」の香りだけは、何度嗅いでもわかりませんでした(T▽T;)
③日本酒のテイスティング
原料、製法等の違いで飲み比べをしますヽ(*'0'*)ツ
・生、火入れ
・酒母の製法違い
・酵母違い
・精米歩合違い
・原料米違い
・アルコール添加度合い
・劣化、非劣化
など
蔵元にお邪魔し、お酒の事を教えて頂いたり、試飲をさせて頂いているおかげで、大体わかりました(^_^)v
ただ原料米違いはとても難しいですσ(^_^;)
④焼酎のテイスティング
同じく原料、製法等の違いで飲み比べをします(^O^)/
・主原料違い(芋、麦、米、黒糖、等)
・芋の種類違い
・麹の原料違い
・麹菌違い
・常圧、減圧違い
・熟成期間違い
・劣化、非劣化
など
わかりやすいお酒が選ばれていて、日本酒よりははっきり覚えることができました(^ε^)♪
他にもいろいろな講習があって、とても楽しかったです(^∇^)
ギリギリですが、試験も無事合格できました
お酒の種類が多い分費用はちょっと高いですが、、
有意義なトレーニングができましたヽ(*´∀`)ノ
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