新潟県上越市の妙高酒造さんに、蔵見学をさせて頂きました(*^ー^)ノ
妙高酒造さんは、「越乃雪月花(こしのせつげつか)」、「妙高山(みょうこうざん)」ブランドを展開する蔵元です
大雪で電車が止ってしまい、約束の時間より4時間半も遅れてしまいましたが、、暖かく迎え入れて頂き、嬉しかったです(´_`。)
創業は1815年(約200年前)で、今は越後杜氏である平田杜氏のもと、お酒を造られています
越乃雪月花は、2003年に生まれました
2台の精米機で日中夜、精米します
夏場は、杜氏、蔵人も酒米を作っていて、その米で仕込んだ限定のお酒もありました(^~^)
精米機には、一升瓶を持った有名キャラクターが(^∇^)
精米初期のぬかと、後半のぬかでは、色が全然違いますね(´∀`)
洗米し、蔵の3階まで運びます
水は妙高山の伏流水を、蔵の中でくみ上げ使います(^O^)
蒸米器で蒸し
麹室
出麹
酒母
酵母はすべて自社培養の酵母で、「完璧な酵母は無い」との考えから、2つの酵母を同時に使い、それぞれの良い所を酒に反映させるのだそうです(^~^)
仕込み
搾り
雪月花はすべて瓶燗急冷火入ですが、圧で瓶が割れてしまうこともあるそうです(゚_゚i)
ただ圧のおかげで真空に近い状態になり、酸化しにくくなります(°∀°)b
大きな貯蔵冷蔵庫
雪月花のため冷蔵庫を購入したそうです(^~^)
この冷蔵庫のおかげで瓶燗が可能になり、以前より「お酒のコク・香りが残り、旨みを保つことができる」ようになったそうですヽ(*'0'*)ツ
越乃雪月花をはじめ、今年の新酒等、たくさん利き酒をさせて頂きました(ノ´▽`)ノ
海外向けのお酒「モンメル」もありました(^O^)/
酒造りは、
①計画(酒質設計)が決まる
②米が決まる
③酵母が決まる
④麹を決めて、仕込む
のだそうです。
最初に決めた計画のために、多くの引き出し(経験、知識、情熱)を使ってお仕事をされていることがわかりましたφ(.. )
②米の調子が悪くても言い訳にせず、④で結果を出していく。
調子が悪くてもチームに勝ち星を付ける、広島黒田投手のように感じました(´∀`)
杜氏にできることは「与えられた設備で品質管理、衛生管理に最大の努力をすること」に尽きる。ともおっしゃられていましたヽ(*'0'*)ツ
杜氏には、
「蒸しの時間や温度、蒸しの4つの効果」
「もやしをきるタイミングの見極め方」
「具体的な麹の酵素と酒への影響」
「酵母の培養手順、設備」
等も、とても詳しく教えて頂きましたm(_ _ )m
杜氏の言葉は一つ一つが重く、経験に裏付けされていて、とても勉強させて頂きました。
おまけ
前日の大雪の結果、雪がキノコのようでした(^~^)
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