貧血父さんの奮走記

貧血父さんの奮走記

金なしおっさんが金のかからん趣味と思ってランニングを始めて、走りすぎて(?)貧血になっちゃいました。

さて天理の折り返しをなんとか超えて25km。

ここから少し行くと、今年復活の奈良マラソン名物、ぜんざいエイド。

記録を狙っている時には食べられないが、今年はのんびり奈良ツアーなのでゆっくりと味わう(笑)

 

天理を終えれば再びの坂。

とっくにガス欠なので走る力はなく、ほぼほぼ歩いて上った。

白川大橋のところで豚汁の勝手エイドがあっていただいた。

めっちゃ美味しかった。

 

復路の天理大グラウンドのところ、マッサージエイド?のところで学生さんたちにエアサロンパスをこれでもかと足全体にかけてもらった。

もうガタガタ。

 

あと12kmくらい?キロ10分だとして、制限時間内にゴールできるかなぁ?なんて考え始めた頃。

この頃はもう時計も見てなかった。

とにかく前へ進むだけ。

 

柿の葉寿司は食べましたよもちろん。

昨年は坂を下ったところだった柿の葉寿司エイド、今年は天理大グランド内だった。

のちに知ったことだけど、しっかり数を確保してくださってたみたいで、最後のランナーのあとも残ってたとか。

2~3個貰っても良かったか(笑)

 

やがて下り坂、狂志郎さんのところに来てもタッチしに行く元気もなく、死んだ顔で通り過ぎる。

せっかくの下り坂も走り続ける力は残ってなく、数十メートルごとに走ったり歩いたり、という状態。

 

路肩にうずくまっているランナーを見かけて、俺も座り込んでしまえば楽になるのにな、と考えてた。

Jユニランナー応援地点までは何としても戻りたい。

そこまで行ければいい。

 

(続く)

10kmを越えてねぎむこさんと並走を続けていたけど、やはりきつい。

この1か月でどんだけ体力が落ちたのか。

というよりは筋持久力が全くなくなっている感じ。

足の裏とか関節が痛い。

 

12~13kmくらいだったか、「結構きついんでいつでも先に行っちゃってください」と伝える。

ねぎむこさんはじゃ、ついでにトイレ行ってきます、と離脱されたのでここから単独走。

 

スタートの頃から空腹感も覚えていたので軽くハンガーノックもあったのかもしれない。

その辺りでコーラの民間エイドをやってくださっていた。

ありがたくいただく。

 

糖分のお陰か少し回復。

ちなみにここでトイレに行っていたねぎむこさんにあっという間に追いつかれた(笑)

もちろん付いてはいけなかった。

 

そして始まる坂。

ここからが奈良マラソン!

 

と言っても、すでに身体的には苦しい状態。

早々に歩きはじめる。

柿最中エイドでまた糖分摂取で体力回復。

上りは全部歩くくらいのペース。

 

狂志郎さんのライブポイントを越え、天理を目指す。

次の目標は天理のぜんざい!!

25kmの折り返しまで行けばあとちょっとでぜんざい!

と目標にして歩いたり走ったり。

下りは少し走る。

 

途中でボランティアの学生さんが浦和レッズ!とコールしてくれる!

これだけで元気百倍。

枯れ切った状態でも走りだしてしまう。

応援の力。

 

天理のスライドでは先に行ったねぎむこさんが声をかけてくれた。

ありがたい。がんばろう!

 

(続く)

さて最後尾。

昨年と同様、ねぎむこさんと一緒に談笑しながらスタートを待つ。

突然の花火の音にビビる。

どうやらスタートしたらしい。

最後尾ブロックは全く平和(笑)

そういえば今年はフィニッシュサポートランナーの準備運動がなかったような?

気付かなかっただけかな?

 

スタートまでは15分くらい。

のんびりペースで走り出す。

記録狙いじゃないので気持ちも楽だ。

 

スタート直後には奈良クラブのスタッフの方が奈良クラブの大旗でアピール。

嬉しいですね。

 

昨年はのんびりながらサブ4ペースより速く走っていたが、今年はどうにもキロ6分以下になってしまう。

やはり事前の練習不足を感じる。

ねぎむこさんにとっては遅すぎたんじゃないだろうか。

付き合っていただいて申し訳ない。

 

そんなのんびりペースで5km地点でスタートの号砲から45分程度。

全然時計を気にしてなかったので、今、ランナーズアップデートを見てそんだけかかってたのか~と思ってる(笑)

 

軽いアップダウンで心拍数が大きく変化する。

このペースでも速すぎるのかもしれないなぁと思いつつも、行けるところまで行くしかないなぁ、とまだ楽観的。

 

近鉄奈良駅前を通過し奈良公園に入る。

そんなこんなで10kmのJユニランナー応援地点に到着。

ちなみにこの時点で結構な疲労感。

どこまで行けるか本気で不安になってきていた。