ふと思うこと。


先日、蒸気機関車のNゲージ鉄道模型のサイトを久しぶりに拝見すると、先日TOMIXからプチリニューアルされて発売されたC57-135の話をなさってました。


で、読み進めた1番最後。


 (180号機、135号機と続いて)C57の1号機は実物が復帰するタイミングでリニューアルかな?”


といった趣旨の発言をなさっていてハタと思うところがございましてね。


「蒸気機関車って、既存の車体のレストアやないとホンマにあかんの?」


例えば、京都の鉄博の8630は1914年製造ですからすでに111歳ですね。


比較的馴染み深い、いわゆるSLらしいSLとして山口線を疾駆しているD51-200は87歳。


現在復帰が待たれているC57-1も88歳です。


正直そろそろ潮時では?


致命的なダメージを受ける前に引退させてあげて、スチーム号の牽引機として余生を過ごさせてあげた方がよほど道徳的かと思います。


でもね。


SLの動態保存ってお客さん増えるんでしょ。


多少面倒でも走らせたいのなら、新造したらどないでしょ?


産業遺産と技術の継承と云うことであれば、遺産はキッチリと保存をして、新造から保守までの技術を守る方が有意義かと思われます。


まぁ「一体ナンボかかると思てんの?」と云うご批判はもちろん覚悟しております。


ただね。


多少は夢のあること言うてもエエんちゃいますの。



Swallowtail