新しく客車の特急列車が入線するとむっくりと立ち上がるこのコーナー“ウチの客車特急”なんですけどね。


年末にやって来たこちらをご紹介しましょうね。


TOMIX

7122 “JR EF81形電気機関車(トワイライト色)”

“JR24系25形「トワイライトエクスプレス」”

98362 基本セットB

98361 増結セットB


ウチのトワと言えばKATOの第3編成です。

89年7月落成の第1編成から91年4月の第3編成の落成まで、1年9ヶ月のインターバルがございます。


今回は第1編成に仕立ててあるのですが、第3編成との違いを少しご紹介しましょう。

ここからの画像はどちらも上が第1編成、下が第3編成です。


〈スロネフ25-501/503〉


〈スロネ25-501/503〉

泣く子も黙るA寝台の2両なんですけどね。


当初はスロネフのみの連結だったのが、あまりの好評ぶりに90年の7月からスロネが増結されるようになりました。


いずれも通路側(山側)のサイドを並べてあるのですが、第3編成になると極端に窓が減ります。


理由は見つけられなかったんですが、種車の都合だとすると、スロネフ25-503以外は全てオハネ25-0番台からの改造ですので合点が行きません。


ただ、窓が埋められた場所がちょうど個室のドアの辺りに重なりますので、プライバシー的な配慮があったと考えるのが自然でしょうか。


朝、ドアを開けて浴衣姿で通路に出たら撮り鉄と目が合う上に部屋の中まで丸見えなんて、高い料金払ってちょっとゲンナリしますよね。


違いが1番わかりやすいのがスシ24ですね。


〈スシ24-1/3〉

こちらは種車の違いでサシ489から改造された1と2がキノコ形のクーラー、サシ481から改造された3は箱型のクーラーが屋根上に載っかってますね。


〈オハネフ25-501/503〉

こちらは居室側の窓配置が絶妙に異なりますね。


また、503だけ車番が書かれた位置も違いますね。


ネットで検索をかけまくって調べてみた外観の違いが上記の部分でした。

登場時期を見ると、89年の7月と12月に生まれている第1・第2編成と91年4月に落成した第3編成とでは、多少の仕様変更がなされていても不思議ではないですよね。


さて、ハチイチの114号機に牽引されて気持ち良く走り出した第1編成。


KATOのセットに付属のステッカーを使って大阪行きに仕立てても良いのですが、


あんまし限定しても窮屈なだけですからね。


チャンスがあれば、広々伸び伸びとした貸しレに連れ出してあげたいなぁと思います。


〈トワイライトエクスプレス ひとくちメモ〉

1989年7月に第1編成により団体専用列車として産声を上げたトワイライトエクスプレスは、同年12月に第2編成が加わり臨時特急として週4日の運転に移行した。


1990年7月にはA個室寝台車であるスロネ25-50xを増結し、機関車・電源車を含めると堂々11両編成での運転となった。


1991年4月には第3編成が落成し、トワイライトエクスプレスは3編成が出揃い年間250日の運転を実現する


2001年から2002年にかけて内装を中心としたリフレッシュ工事が行われ、2015年3月の定期便の廃止まで3本体勢で運行された。

(JR西日本・トワイライトエクスプレス瑞風公式ページより抜粋・再編集)

Swallowtail