いやぁね。


昨日まで一所懸命にTOMIXのモーターを載せ替えてましたよね。

やはりギクシャクしてまともに走らないM-9モーターを駆逐したいと云う思いから交換していたのですが、ここに来て実は壊れてなかったんやないか?疑惑が出て来た個体もあったりで、人生上手く行きませんwww


ならば今回の交換は無駄足だったかと言えばそうでも無くて、M-13になったアドバンテージとしてはスローの効き具合ってのも挙げられると思います。


鉄道模型の世界に帰って来て10年経つんですが、ディテールの細かさとか種類の豊富さとか在庫の極端さとかに並んでびっくりしたのがモーターの性能です。


特に、この趣味を再開した当初で云えばKATOの蒸気に載っているコアレスモーターの滑らかさには舌を巻きました。


コアレスモーターと云えば、今年入線したGMの京阪9000系も搭載してますよね〜。


近年はここに、TOMIXのM-13モーターとKATOのスロットレスモーターが登場して、こちらもその動きの良さに目を奪われました。


記憶を遡ってみると、Nゲージの動力で最初にビックリしたのは、やはりKATOのEF81だったと思います。


“フライホィールって何ぞや?”などと思いつつ貴重な小遣いをはたいて買って来たハチイチを走らせてみた途端…


「思ったところで止まらへんがな。」


とビックリしたものです。


それから少し経って鉄道模型への興味が薄らいでしまい非鉄期間を迎えるわけですが、パワーパックのノブを戻しても空走してゆくハチイチのインパクトは脳裏に焼きついておりました。


予定が立ってないので具体的に書くとよろしく無いなぁと思うのですが、いま、TOMIXのと或るコントローラーが欲しかったりしています。


ノッチを入れてから遅れて動き出すのが何だかリアルでエエなぁ…となっとります。


君んとこユニトラックちゃうの?と突っ込まれそうなんですが、やりようはいくらでもございますし、中古でも欲しいなぁなんて思ってます。


来年までにはどうにか出来るかな?


SLが走るところをご覧になったことのある方なら分かると思うんですが、あの“ヌル”っとした走り出しを自宅でも再現したくて、パワーパックのつまみをギリギリで我慢したりする遊びをなさっている方もいらっしゃろうかと思います。


最近のモーターの高性能化のおかげで、ただ走らせる段階から“リアルに走らせる”ことが手軽にできるようになったと思います。


車のラジコンの様に極限の速さを競ったりするモーターでは無いので、数値で優秀さを示すのは難しいところかもしれません。


特にそれぞれの感覚の中でしか判断できない“加減速のリアルさ”を測る基準なんて無いでしょうから、鉄道模型のモーターを愛でる文化ってのは生まれにくいかもしれません。


更に言うならば、鉄道模型の走行に関してはレールのメンテナンス具合やパワーパックの性能による所も大きいですし、DCCを含めると本当に奥が深いなぁと感じる今日この頃です。

Swallowtail