先週公式からアナウンスがあったんですが、能勢電鉄のいわゆる“妙見の森事業”完全撤退にはびっくりしました。
このケーブル線の歴史は古く、大正14年の開業以来戦況の激化により不要不急路線として廃止させられる昭和19年までと、戦後である昭和35年に下部線のみで復活して現在に至る時代に分けられます。
例えば京阪の岩清水八幡宮駅(昔で云う八幡市駅)のすぐそばから乗ることが出来る岩清水八幡宮参道ケーブル(昔で云う男山ケーブルですね)のように、妙見口駅のそばにケーブルの駅があったり、或いは黒川まで能勢電が伸びていればハナシは変わったのかもしれません。
徒歩20分はちょっと遠いよね。
廃止になるまでに一回は乗りに行けるのかな?
それにしても、能勢電ってピンチに見舞われる星のもとに生まれた会社なんでしょうか?
最近だと復刻塗装やめまーすってのもありましたよね。
(※復刻塗装車)
鉄道会社にとってはやっぱり定期券収入が鍵になると思うのですが、沿線の高校が平野駅が最寄りの緑台高校・山下駅が最寄りの北陵高校・日生中央が最寄りの猪名川高校と、公立高校ばかりなのも実は痛いんちゃうの?と思っております。
(※平野駅)
発想が古いと言われそうですが、川西市北部にはまとめて土地が取れる場所もまだまだございますので、関関同立クラスの中高一貫付属校を川西市と一体となって誘致するのもアリなんちゃうの?と思ってみたりしています。
