本日は並べてみる日。


こちらと比べてみましょう。


KATO 2028-1

“8620 東北仕様”

ほぼノーマルなんですが、ヘッドライトのみD51用のLP403に交換してあります。


まずは正面。

保存機らしく装飾が派手です。


テリテリに磨き上げられていたりヘッドマークが付いていたりする分“平成蒸気”感が溢れ出る58654に対して、あくまで現役時代の無骨さを表現している東北仕様と言えなくもないでしょうか?


公式側。

58654のランボードのラインがもぅ素敵としか表現しようがございません。


個人的に崇拝している蒸気の神様もこの点を指摘してらっしゃいました。


非公式側。

東北仕様はキャブ上の屋根が長くなっているのが分かりますね。


私が指摘するよりも有識者の皆様の方が違いを的確に指摘できるはずです。


上から。

煙突の表現に違いが出ています。


恐らく58654の方には回転火の粉止めが付いているのでしょう。


後ろから。

ハシゴの位置も違いますし、東北仕様はシールドビーム装備です。


58654はテンダーも特徴的であるとのことで比べてみます。

重油タンクのおかげで石炭の積み上がり方に違いが出ています。


また東北仕様のリベットの主張の強さなんかもご確認いただけるかと思います。



並べてみて感じたのは、よくぞここまでの改造で済ませてあるよなぁーと、テセウスの船なんて評される実物へのリスペクトでございます。


再来年には引退してしまうと云う58654なんですが、よもやの3度目のお帰りはあるのか?

時代には勝たれへんかな…。



Swallowtail