ダダダダっと駆け足ですが、一回読み切りました。


「すげぇな。誰も喋ってへんやん。」

現住地に居を構え、通勤で阪急を利用する様になって初日に感じたのがこれです。

基本的に大阪の北河内エリアで生まれ育ち、一時期北摂エリアに分類される摂津市に住んでいた事はあるものの“寝に帰るだけ”の家であり、その後京阪沿線に住まう様になるまでは、阪急沿線とは無縁でございました。

何かの用事で阪急に乗ることはあれど日常的に利用するのはその時が初めてでございましたので、阪急の“色”ってモノに生まれて初めて触れた気がしました。

(※画像はイメージです)


しかしながら妙に納得している自分もおりました。


「この人達は阪急沿線民っぽいよなぁ。」


もちろん阪急沿線がすべからく高級住宅地であろうはずもなく、他の私鉄やJR沿線同様色んなところを走ります。


後日気づいたんですが、みんながみんな上品な人と云うわけでも無いんです。


しかしながら、京阪の車内の様にゴリゴリのヤンキーがベビーカーを運んでくれたり、運転席のすぐ後ろの席で平和に座っているワタクシの目の前で酔ったオッサンが「何見とんねん‼︎」と顔も知らない若者に食ってかかり、


「まぁまぁお互い手を出してないウチにやめときなはれ。」


と仲裁しなければいけない様な際どいシーンは見受けられませんでした。


また、片町線の車内の様に、中で焚き火をしている人が居たなんて都市伝説が生まれることもございません。

(※画像はイメージです)


関西5大私鉄の中でも異質な“品”の様なものを感じる阪急沿線。


これまでワタクシの中で消化し切れていなかった謎の部分の一端を理解できるのだろうか?


今回この本を手に取ったきっかけはそんなところでした。


長くなったので明日に続けましょう。

Swallowtail的スターターセット。

Swallowtail