決して多いわけでもないウチの鉄道関連の蔵書から何がしかの話題を見つけるシリーズ。
本日はこちらです。
KATO Nゲージアーカイブス
〜鉄道模型3000両の世界〜
以前にもご紹介したことがあるかもしれません。
関水金属創業50周年の2007年にリリースされた、その名の通り国内Nゲージ車両第一号とされるC50からこの時点までに発売されていた全ての車両が紹介されている愉快な一冊です。
カタログでもそうなんですが、オフィシャルが広告のために整然と組むレイアウトってのは壮観ですね。
コレなんか、油の匂いが漂って来そうです。
で、パラパラとめくっていて目に留まったのがこちらの一枚。
かもめナックルカプラーでお馴染みの特急「かもめ」です。
そう、ウチにはコレがあるじゃない♪
KATO 10-1422&1423
“特急「かもめ」中期編成”
10系軽量客車で統一される以前、2等客車としてスロ54が連結されていた頃の編成が再現されております。
本日の牽引機はこちら。
KATO 3055-1
“EF58 小窓 茶”
スノウプラウ取り付け台座の無いデッキ付き先台車を備えた箱型ボデーで落成した後に流線形のボデーに載せ替えられたグループの機体であり、このモデルでは9号機としております。
紫合中央駅に入線してゆきます。
久しぶりに茶色一色の編成を出して来ましたが、重厚感が半端ないです。
元々は展望車が連結される予定だったとか。
実際には展望車を新造するだけの予算が無かったとかで、こちらのオハニ36にも行燈式のテールサインが取り付けられておりました。
圧倒的なメジャー編成である“つばめ”や“はと”に比べると、客車9両プラスロコの10両編成ってのが控えめでお気に入りポイントです。
なるべくレトロな建物を入れて遠景を撮ってみました。
こう云うカットを撮ると、海岸線を作りたくなったりするとかしないとかどうでしょう?
定期的に再販して欲しい“かもめ”でございます。
需要が無いかな…。