JR北海道のC11-207。
真岡鉄道のC11-325。
本来ならば既に静態保存とされているか、最悪解体されてしまっていたかもしれない2機のC11。
そんなロコを引っ張って来て自社の路線で走らせてしまったのが、皆様ご存知の東武鉄道様ですね。
初めて“SL大樹”の構想を聞いた時は、なんと酔狂なプロジェクトなのかと驚愕しました。
そんなSL大樹向けに、この秋2両の展望車がデビューするそうです。
ワタクシ下世話なハナシが大好きですので(笑)、「そないに儲かってますのん?」なんて勘繰ってしまうんですが、Wikipedia先生の中にこんな表記を見つけてしまいました。
“東武鉄道は、SL大樹の運行開始から2019年(平成31年)3月末までの経済効果(観光消費額など)を、70億円と試算している。”
世界が疫病に襲われる前の資産ですが、それにしても将来性が見込める事業のようです。
ところで我々が展望車と聞くと、真っ先に思い浮かべるのはこんな感じちゃいます?
やっぱり列車の端っこに連結されてるセレブな車両を思い浮かべますよね♪
東武さんのは編成の真ん中の車両を展望車として、車窓をよりダイナミックに感じることのできる空間を提供する意図がうかがえます。
しかしまぁアレですよ。
本州の端っこで頑張っているあんな客車はどうですか?って事で。
まずはC11をイメージしてみましょう。
ウチにある174号機にヨ8000を繋いでみました。
ほんでもって新潟トランシスの傑作車両。
35系4000番台の客車を連結するとこんな感じ♪
オロテ35-4001+スハ35-4001+スハテ35-4001。
コレ、けっこう良くないですか?
イメージしやすいように走り去ってもらいます。
以上、SL好きのええ歳こいたおっちゃんの妄想でした。