クルマの免許を取ったのはハタチを過ぎてからなんですが、ちゃんと自分で2年ローンを組んで好きな教習所に行きました。
わざわざ選んだその教習所は、E36のBMW318iが教習車でして、5速マニュアルのあのギアボックスは、未だに個人的なランキング同率1位の座を譲りません。
で、そこにあったスキッドカー(疑似的にスリップやスライド状態を作り出せる車両)が、ボルボ240エステートでした。
その240の後継となる“シカクイボルボ”が今宵ご紹介する850です。
Mattel Hotwheels
“VOLVO 850 ESTATE”
とにかくちゃんと進学さえすれば就職やらなんやら楽勝やろ?と思っていた90年代初頭に現れたのが850ですね。
ワゴンタイプのエステートが追加されたのは93年なんだとか。
日本において空前のステーションワゴンブームを巻き起こしたのがこのボルボ850エステートと2代目スバルレガシィなんですが、どちらも同じ93年にデビューしてるんですよね〜。
日産から出たステージアなんかは後発組の中でもよく出来た方だと思うのですが、とにかく何でもかんでも“ステーションワゴン”にすれば売れると思ったのか、どう見ても商用車にしか見えない三菱リベロなんて迷車が生まれたのもまたこの時代でしたね。
ひとまず恒例の前と後ろ。
実は昨年、ホットウィールでは初めてラインナップされたボルボのモデルが850エステートのBTCC参戦モデルっぽいや〜つなんだとか。
ライトやエンブレムの表現に気合が入ってます。
右と左。
ホイールがやたらとデカいです。
少なくとも18インチはありそうなんですが、どんなもんでしょ?
850は直列5気筒のエンジンを横置きにしたFFモデルなんですが、ターボチャージドされたエンジンは240PSを絞り出すものもあったとか。
そう云えば、どう見ても成金っぽいおじさんが直線だけやたらと速いボルボに乗ってるのをよく見かけた気がするのですが、それがコレだったのかもしれません。
ワタクシより2世代上の方々にとってはボルボはアマゾンかもしれませんし、1世代上の方々にとっては“Frying Brick”と呼ばれた240かもしれません。
我々の世代にとっては、ボルボと言われればこの850のイメージではないでしょうか。
知らんけどwww