少し前、2009年のカタログ出てきたよ〜なんてお話をしておりましたが。
この時に一緒に出て来たのがこちらです。
KATO 25-050
“Nゲージアーカイブス 鉄道模型3000両の世界”
カタログではなく、この時点までのKATO製品全ての車両を収録した一冊です。
確か2009年ぐらいに出ていた本だと思います。
その中から少し画像を引っ張って来つつ。
80年前後ぐらいの最初期のロクロクなんですが。
暗闇の中にスポットライトで浮かび上がる様に撮影されております。
この時代の広告によくあるパターンです。
こちらはもっと古くて、黎明期の一枚と思われます。
国産初のNゲージモデルとされるC50とオハ31系ですね。
後ろのパワーパックが懐かしい…。
ついでに86or87年ぐらいのカタログより、KATO20周年記念のC50&オハニ30。
これらに共通するのが“オトナの雰囲気”です。
C50の1枚目なんてのは、書斎の机の上っぽいですし、なんならフレームの外にブランデーとか置いてそうです。
C50の2枚目もフレームの中にパイプが写っていたりします。
SLブームとかブルトレブームとか、子供がゲンバに押し寄せるムーブメントこそあれ、基本的に鉄道趣味全般が成人男性向けのものであった時代背景が読み取れるのではないでしょうか。
今でこそ老若男女問わずに愛好家が存在するこの界隈。
横の繋がりがクローズドなクラブやら鉄研やらに限定されていた時代から、インターネットの普及に伴い会ったことが無い方とも交流出来るオープンな現代に於いて、話している相手の実像が全く読めない事をアタマに入れておかなアカンなぁと感じております。
それにしても、10年ちょっと前の書籍で何を語ってるんだか(笑)