先日ちょっと片付けをしておる時に、ふらりと見つけたのがこちらです。

KATO 鉄道模型総合カタログ2009
この時期、ワタクシは非鉄期間だったんですが、子供の頃に親しんだNゲージが懐かしくなってカタログだけ買ったんだと思います。

で、表紙がホントカッコ良いんですが、やっぱり最初にここを見ちゃいますよね。
ウチの重鎮編成です。

この頃にはもうC62の東海道形が発売されたあとでして、その相方として発売されたマイテ39を連結した“つばめ”のセットもカタログに掲載されております。

この頃にはJRFのロコも充実し始めてまして、当該ページはこんな感じ。
EF200はすでに手すりが付いた仕様に改まりまして、桃太郎やブルサンもラインナップに名を連ねます。

しかしながらこちら。
PFはまだ2019のシリーズですので、あと少し全長が縮まれば現行仕様となる、そんな時期ですね。

その裏で…
81はまだまだ前世代の仕様です。

この時期は、KATOの製品が生まれ変わってゆく過渡期と呼べると思います。

例えばキハ58系なんかは90年ごろの仕様と変わってませんし、そうかと思えばDD51はほぼ現行仕様です。

個人的に面白いなぁと感じたのは、この時期にはすでに“市場にあるもの”が掲載されるスタイルに移行していたはずなんですが、何年か前に発売されたはずのものが結構のんびりと残っていたりするんですよね。

最近だと一回載ったらオシマイなんて人気商品もあるような気がするんですが、それだけメーカー側で多めに生産していたか、もしくはファンの気質も現在ほどギスギスしていなかったかのどちらか、もしくはその両方でしょうか。

せっかく好きで楽しんでいる鉄道模型。

のんびりゆったり向き合いましょうやと古いカタログに諭されたような、そんな気がした次第でございます。

Swallowtail的スターターセット。