Nゲージ好きの間で稀に話題となるKATO製品のスケール問題。
SLの1/150ファインスケールへの作り直しが順調に進む中、近年では攻撃対象がEF58やEH10にシフトして来ている感じがします。
以前C57の旧製品のお話をした際にも触れた点ですが、個人的にはゴハチのオーバースケールを全く気にしておりません。
その理由がこちらの画像です。
3年前に京都で撮った150号機。
コレがファインスケールになりますと、例えば台車のディテールを浅くしたりして下回りを全体的に薄くする事によって近い感じには出来るんでしょうね。
しかしながら正面から見た時にどうしてもゲージの呪縛を感じてしまうんでしょうね。
じゃぁ6.5mmに改軌したらええやんと言われそうですが、あたしゃライトユーザーですからね♪
そんな事よりどうしても気になるのはゴハチがNゲージサイズのカーブを曲がる時でして、コレはゴハチの先台車の構造上仕方が無い事なんですが、握り棒が大きくスライドして
“8ビートでファンキーにゴーゴー‼︎”
ってな感じになっちゃいます。
ですので、ワタクシはNゲージのゴハチがカーブを通過する写真は撮らない事にしています。
この問題を上手く解決してるなぁと思うのはEF57です。
先台車のデッキ部分を動力台車から伸びる形にする事により…
先台車が大きく首を振ってもそこまでは気にはなりません。
で、思ったんですよ。
この技術を応用すれば、コレ作れるんちゃいます?
大宮の鉄道博物館でひっそりと余生を過ごす問題児www
でも先台車にスカートが丸々被ってるんでちょっと難しいかなぁ…。
かつてワールド工芸やマイクロエースが出していたと思うんですが、令和の技術で昭和の名機って再現出来ないもんでしょうか…。