TOMIXの製品化予告が先週の木曜に発表されまして、正直なところ自分自身の勝手さに辟易しておりました。
いくらKATO信者のワタクシと言えども、対岸のライバルメーカーを全否定するつもりはございませんし、事実、完全なアンチであれば、117系や153系の新快速を嬉々としてご紹介することもございますまい。
で、何がキッカケで自分の考えが嫌になったかと申しますと、まずは奈良線の103系です。
JR西日本仕様の延命措置を受けて最後の活躍を続ける姿を再現なさる予定のあのセット。
動力車が入ってるから4両セットで2万円ぐらいするんかいねぇ?とかそんな事はどーでも良いんです。
「だ〜か〜らぁ〜、民営化後やのーて103系が1番光り輝いていた頃の国鉄時代の姿をやなぁ…」
とか書きそうになって指を止めました。
忘れてはいけないのが、TOMIXはワタクシの都合で製品を作るわけでは無い、と。
「当たり前やがなwww」
と、おっしゃる無かれ。
「アレが良かった」
「なんでコレやないねん」
そんな言葉が結構出たりするんですよ。
自分もそんな1人になっちゃってるなぁ…と感じてビクっとしました。
同じ事がコキ10000の再生産にも言えまして、
「TOMIXのはウェイトの配分があんまし好きやないのよね〜」
なんて書きそうになってやめました。
そんな事を言い出せば、KATOなんて何年前の金型やねん‼︎とカウンターを喰らう事が目に見えております。
初めてトランス(パワーパックのことね)のツマミをスライドさせて自分の意思で“デンシャのモケイ”がスルスルと走り出した頃の事を思い出し、
「ワテも贅沢になったもんよのぅ…」
と変な感慨に浸ってしまった、そんな先週末でございました。