どちらも移籍組でらっしゃるスターダムの木村花選手とジュリア選手。
どっちも好きなんですが、どっちを応援したもんだか…。
自分でも理由は分かりませんが、唐突に北斗晶ブームが訪れています。
この当時、お二人とも20代半ばであり、キャリアのピークを迎えていた北斗晶とまだヒールとして大成する前の尾崎魔弓のシングルマッチなんですが、試合後“細くて小さくて顔が長い”事しか印象が無かったとする北斗晶が尾崎を指して、
「Pure Heartの枠に収まってる様じゃこの先デカくなれない」
と、ある意味最大級の賛辞を送っているのが興味深いです。
この2人、実は北斗が一つ年上なだけなんですが、キャリアの差はこの時点では歴然でございました。
その後の尾崎魔弓の大活躍は皆さまご承知のとおりかと思います。
この頃で言えば、神取忍を擁するLLPWにダイナマイト関西やデビル雅美を擁するJWPと、各団体に大型ファイターも揃っており、一見するとそれぞれの差はそこまで無い様に見えましたが、やはりタレント揃いの全女の充実ぶりは頭ひとつ抜きん出ていたのでしょう。
そしてもう一つ。
当時の北斗晶のフィジカルがまぁ凄い‼︎
この辺りは一連の風間ルミとの抗争を見れば明らかなんですが、冷静に見れば天と地の差がございます。
プロレスで勝敗を語る気はサラサラございませんが、北斗晶のプロレスへの愛情を存分に感じ取ることが出来ると思います。
強くて憎たらしくてカッコ良い北斗晶に、しばし夢中になってもええかな?と思える令和元年の暮れでございます。
(文中敬称略)