息をする様に阪神ファンなワタクシ。

しかし、果たして選手のファンなのか、球団のファンなのかは不明瞭です。

思い返してみれば、2003年の優勝時は実に20名もの選手のクビを切って臨んだシーズンでした。

考えてみれば、プロ野球チームの人員構成ってのは以下の様に考えられるのではないでしょうか。

〈1軍〉
29名
〈投手14名〉
1.ローテーション投手 6名
云うまでもなく一週間6連戦を一人ずつ投げると考えてこの人数です。
このほか、2軍には同じレベルの投手を3名は確保しておくのが望ましいでしょう。

2.中継ぎ投手7名
いわゆる“勝ちパターン”とされる投手はこのうち4名ほど。残りの3名はワンポイント左右一人ずつ、ロングリリーフ要員1名。
2軍にはリザーブが5名確保できていれば問題ないでしょう。

3.クローザー1名
藤川球児。

〈野手15名〉
1.捕手 2〜3名 
捕手に関しては、完全に専業の選手を最低2人、ほかポジションと併用出来る緊急要員を1人確保できれば万全でしょう。

2.内野手 6〜7名 
先発は4人ですので、リザーブとして置けるのは2〜3名です。

3.外野手 6名
こちらは先発が3名ですので、リザーブは3名ですね。

野手はリザーブの5〜6名の中に、代打の切り札や代走のスペシャリスト、守備職人が含まれます。
実は、レギュラーの代わりになる人員となるとかなり厳選されてしまうのですね。


〈2軍〉
38名
投手→19名
野手→19名

※支配下登録70人に対して余り枠は3名とする

また、若干名の育成選手も存在するものとして考えます。

実際にはこんなに綺麗に分かれるわけはございませんが、おおよそこんな感じでしょうか?


ところで、今シーズンの阪神に関しては投手の入れ替えはほぼ必要ない様に見えます。

戦力外として挙げるなら、今期一軍登板が無かった、もしくは無かったに等しい選手の引退勧告ぐらいなもんでしょうか?

枠の問題でドリスかガルシア切る?ぐらいなのかもしれません。

むしろ1軍のローテーションで回ることのできる選手が余っている状態です。

それに対して野手はどうでしょう?

年齢層の構成が非常にイビツな阪神にあって、30歳を少し越えたあたりの“中堅どころ”はそろそろ見切る時期かもしれません。

皆さんもご承知の通り、今シーズンの阪神は決定力不足が顕著です。

大山は本当によく頑張ったと思いますが、素人ごときに頑張ったと言われている様では真の4番とは呼べないでしょう。

また、大山を生かすための後ろの打者の迫力不足も見逃せません。

ここで、現有戦力から私が考える来年の打順なんですが…

1.(中)近本
2.(二)糸原
3.(    )大山
4.(    )
5.(一)マルテ
6.(右)糸井or高山
7.(捕)梅野
8.(遊)木浪
9.(投)

やはり4番だけは埋まりません。

ここでクローズアップすべきはやはり大山です。
大山のポジションを当てはめなかったのは理由がございます。

個人的に、他球団から補強して欲しい選手がサードとレフトに1人ずつ存在します。

片方は電鉄仲間、もう片方は親会社の本社が大阪にございます。

どちらもバリバリの主戦ですので、こちらからも藤浪クラス放出覚悟です。

野手を2人付けて1:3のトレードでも値打ちはあろうかと思います。

もしトレードでどちらかを獲得するとして、大山は空いた方のポジションを担当すればかなり見栄えがよろしくなります。

早めに分かれば準備もしやすいですしね。

ホントはもっとキツい提案を話してもいいんですが、まだシーズン中ですのでこの辺りで。

※プロ野球スピリッツAより