今日のランボもイカツいですよ♪

UCC上島珈琲
「UCC THE DEEP BLACK無糖 Lamborghini collection」
“Lamborghini Miura Jota SVR”

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そもそも、ミウラ自体がマニアックなクルマであり、俗にイオタと呼ばれる“J”も輪をかけてマニアックなんですが、その中でも特に“SVR”と来たもんです。

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まず、ミウラから派生した“イオタ”(現地ではホータと発音されたりする)とは何ぞや?ってことです。

“イオタ(Jota )は、ランボルギーニが1969年に1台だけ製造した実験車両(通称「J」)、および同社のミウラをもとに製作された「J」のレプリカ車両の通称である。”

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“この車両は製造当初、FIAの競技規定 付則J項にちなんでJと呼ばれていた。その後、この個体の存在が広く知られるようになると、外見がよく似た「ミウラ」を改造して「J」に似せた個体がランボルギーニ社内外で生み出されるようになった。これらの個体は「Jota」(ラテン文字の字母「J」のスペイン語における名称)と呼ばれるようになり、そこから派生してオリジナルの「J」も「Jota」と呼称されるようになった(ただしJotaのスペイン語での発音は「イオタ」ではなく「ホータ」となる)。なお、イタリア語では通常は「J」の文字を使わないため(日本=Giapponeが有名な例)、「iota」とも表記される。”
(Wikipediaより)

このイオタが、よりミステリアスな存在となっているのが以下のエピソードによるものと言えます。

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●廃車
“オリジナル「J」はボブ・ウォレスのチームによって3万kmほどの走行実験を行なった後、シャシーNo.4683を与えられ、1972年8月2日ジャリーノ・ジュリーニという人物に売却された。それからヴァルテル・ロンキという人物を経て、レーシング・チーム『スクーデリア・ブレシア・コルサ』(Scuderia Brescia Corse )のオーナーで車のコレクター、アルフレッド・ ベルポナー(Dr Alfredo Belponer )が購入した。しかしこの取引を担当した自動車販売業者エンリコ・パゾリーニ(Enrico Pasolini )がミラノ東部にある開通前のブレシア高速道路にて高速テスト中、230km/h前後で5速にシフトアップしようとした瞬間、急にノーズが浮き上がり横転して車両火災が発生、「J」は廃車となってしまった。”
(Wikipediaより)

3度目の転売の直前に燃えてしまったんですよね。

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日本では、中古車の中でもワンオーナー車がチヤホヤされたりしますが、欧米や中東では絵画などの美術品と同様に取引される市場が確立されておる様で、イオタの様なクルマはまさしく“資産”として大切にされる対象なんですよね。

ただ、イオタの噂を聞きつけたセレブリティが

「ワシのミウラもイオタにしてくれ!」

とやって来たりしたらしく、またランボルギーニも正式なレプリカとして、生産証明を付けて売っちゃったってな事で話がややこしくなります。

そんな“オフィシャルなレプリカ”をSVJと呼ぶそうです。

では、このSVRとは何ぞや?

●No.3781「SVR」
“1968年11月30日に工場を出たミウラP400をベースとし、ヘルベルト・ハーネの注文でSVJに改装され1975年11月工場を出た。当時の最新ロープロファイルタイヤ「ピレリP7」装備のため、後輪用にノーマルと同じパターンの3ピースディープリムホイールがカンパニョーロによって作られ、それに合わせてリアフェンダーがかなり拡げられている。ハーネは自分のディーラー工場でレカロのシート、AUTOFLUGのシートベルト、ブラウプンクトのオーディオ、BBSのホイール、ウォルター・ウルフがオーダーした極初期のカウンタックLP400に装着されていたものと同形のリアウイングを取り付け、よりレーシーな外観に仕上がっている。この車はSVRと呼ばれ、一人のオーナーを経て当時30万米ドルで日本人に売却され、1976年6月2日に日本に上陸した。長らく愛知県小牧市のショップで保管されており、かつてはNo.4892と同様に各地のスーパーカーショーで展示されて回った。現在オーナーは代わったものの未だ日本にある。”
(Wikipediaより)

ヘルベルト・ハーネさんがSVJを持って帰って、更に我がのトコの工場でカスタマイズしたのがSVRって事で。

改造車の改造車です。

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こうなると、何が何だか分かりませんwww

一先ずウチではナイスショットを量産してもらいましょうね♪

定番の神社前にて。

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スーパーカーの展示会に自走で行くはずは無いのですが(笑)

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地方の駅前で休憩。

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結局、イオタによるミウラの改良試験結果が思わしくなかった事が、後に一世を風靡することとなるLP400“カウンタック”を生み出すことになったとか。

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ランボルギーニのファンのみならずとも、一度見たなら忘れられない強烈な個性を放つ一台ですね。




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