平成になってすぐの頃、MTVで“unplugged”なる番組が始まりまして、これが当たったんですよね。
ニルヴァーナやらKISSやらまで駆り出されて、人気の回はCDでリリースされてめちゃくちゃ売れるという現象が起きます。
そんななか、世界三大ギタリストの一人、エリック・クラプトンが出演した回は、多くの方の記憶に残っておるのではないでしょうか??
Eric Clapton
“Tears in Heaven”
Derek and the Dominos時代の名曲“Layra”では、ハードなバンドサウンドの終盤に突如ピアノのソロが始まり、壮大なラストへと導かれるのですが、Tears in Heavenでは、クラプトンが絶望と苦悩の末に生み出したどこまでも優しく温かいこの楽曲の世界観が、アコースティックなバンドアンサンブルによって無限に広がってゆきます。