邂逅云うほど大げさでも無いんですが…。
565両も作られたと云うマニ60。
使われた地域もバラバラならば、改造種車も異常なまでにバラエティが豊かでございます。
本日は、ウチで増殖し続ける10系寝台急行のセットものに組まれておるものをご紹介しましょう。
まずは10-1348「音戸」の基本セットより。
マニ60-85です。
いわゆる50番台と呼ばれるグループでして、種車はオハユニ63-34、その前がナハニ15880だそうです。
昨日のグループとは種車が違いますが、よく似た、いや、ほとんど同じ作りです。
乗降口の窓もHゴム支持でして、ガラスの保護棒が目立つタイプです。
ここまではベーシックなマニ60なんですが…
ここから少し雰囲気が変わります。
こちらは10-1387、「つるぎ」のセットより。
マニ60-2212です。
側窓の配置が違いますね。
種車がナハ23835との事ですので、鋼体化改造されるときに直接マニ60-212として荷物車となっておるようです。
200番台車は日本海縦貫・北海道用に区分されたグループとのことで、特徴的な屋根と煙突が再現されております。
そして乗降口のドアなんですが、旧客らしい木製タイプですね。窓枠も“日”の字形です。
さらに派生タイプとしてこちら♪
昨年末に入線の急行「つるぎ」より。
マニ61-211です。
マニ60のTR11形台車をスハ32(&スハフ32)のTR23形台車と振り替える事により、振動の抑制並びに換算重量の軽減を図ったのがマニ61とされております。
こちら種車がマニ60-235、さらにその前はナロ20720との事ですので、出自としては先ほどのマニ60-2212とほとんど同じと言って良いでしょう。
屋根上もマニ60-2212と同じですね。
ボデーも共通と言って構わないと思います。
ところで、床板とボデーを分離してみたんですが、
室内の表現はマニ60-2653と比べても共通です。
ただしひっくり返してみると、
ちゃんと作り分けが行われております。(右・マニ61-211 左・マニ60-2653)
同じ形式でもバラエティ豊かなマニ60の一族。
気がつけばもっと増殖していそうです…。
http://blogs.yahoo.co.jp/koasarocks619/
https://www.instagram.com/koasarocks/
https://www.youtube.com/channel/UCPy007RRix1LAYk8vkPMQDQ
http://mahorobatetsudou.blog.fc2.com/