審査は大変 | 春風亭小朝オフィシャルブログ Powered by Ameba

審査は大変

おはよう晴れ



ショパンコンクールの審査員のひとり、ピアニストの海老さんから苦労話を伺いました😄



一人の音楽家の人生にかかわることですから審査も大変ですよね



時代と共に演奏スタイルが変化することは承知していても、たとえば英雄ポロネーズを猛スピードで弾いている人を見ると、この人はこの曲を速く弾いているピアニストを見たショパンが、それは私の曲ではない、と言ったことを知らないのかしらと思うそうです



本人が書いた手紙、様々な発言、そしてスコアそのものから、作曲者が何を考え、そのフレーズにはどういう意味があるのか、最低でもそれくらいは考えて曲に向き合って欲しいとおっしゃってました



出場者が審査員の教え子だったとしても余計な気遣いはなし。ただし審査員同士のさりげない雑談の中身は多少気になるとか



最近はコンクールでスタインウェイばかりでなく、日本のメーカーのピアノを弾く人たちも増えているそうですが、これは嬉しいことですね😆