鬼才 | 春風亭小朝オフィシャルブログ Powered by Ameba

鬼才

おはよう晴れ



昨日、楽屋入りをしたら、ちょうど木久蔵さんが高座を下りてくるところでした



正蔵さんが、どんなお客様って尋ねると、しっとりと、よく聴いて下さるお客様ですというので、それならばと蔵さんは笑いの多い新作でしっとりから陽気なお客様へ



僕はよく聴いて下さるという木久蔵さんの言葉を信じて初めて寄席でやる噺を



確かに1階満席のお客様は身じろぎもせずに素晴らしい集中力😄



途中で今いる場所が浅草演芸ホールの昼席であることを忘れるほど



今席は初日からずっと熱心なお客様が続いてるなぁ



ところで、出番前に正蔵さんから今後の進路相談を



昔から相談相手を決めた時点で答えは出ていると言いますが、まさにそんな感じで、どうやら今年から来年にかけて正蔵さんに追い風が吹く気配です😆



寄席のあとは青山のBLUE NOTEへ🎷



お目当てはピアノの鬼才ファジル・サイさん



ひと頃、彼が弾くモーツァルトのトルコ行進曲を腕に覚えのあるピアニストたちがマネして弾いていた時期がありましたけど、昨夜はオリジナル曲の間にジャズをはさみ、トルコ行進曲で終わるという構成でした



強い打鍵なのに嫌な音を一切出さないから、リズムがどう変わっても耳が拒否しないんですよね



全体としてはあっさりとしたライブだったので、次回の来日の時はコンサートホールへ聴きにいこう😆



てなことで、開演までの間は、こんなものをいただきました🍴