AI時代だからこそ | 春風亭小朝オフィシャルブログ Powered by Ameba

AI時代だからこそ

おはよう😄



首相の自民党総裁選不出馬の報道のあと、巷ではオリンピックの年にはなぜか総理が交代するというのが話題になってますが、前回の易経の授業で先生がそうなりますのでと断言してたのでさほど驚きませんでした



易経って抗えない大きな流れみたいなものを予測するのにかなり役立つんですよね



ところで



最近よく思うんですけど、AIの時代だからこそ、日本人がこだわってきたしきたりや言い伝えを大切にしたほうが良いような気がするんですよ



言い伝えを調べてみると日本人は穢れというものに敏感であること



そして、神仏や大自然の力に対して畏敬の念を抱いていたことがよくわかります



これを突き詰めていくと、言い伝えって人間の驕りや慢心を戒めるストッパーの役目をはたしてたんですよね



郷ひろみさんは幼い頃、悪いことをしている姿を必ず神様は御覧になっているのよと、お母さんから何度も言われたそうです



これが頭に残っていて、たとえば道を歩いていてゴミを見つけた時に通り過ぎたあと母親の言葉を思い出し、戻って捨てたことが何度もあったと話してました



小さい頃に言われた、御飯に箸を立てない、霊柩車が通ったら親指を隠す、夜中に笛を吹くと蛇がくるみたいなことっていつまでも記憶に残っているものなんですよね



結婚式場は婚礼の席に緑茶を出しませんし、良い料理屋さんは漬物を三切れで出すことはありません



こういう縁起担ぎやこだわりって、結局、相手を思いやる気持とか謙虚さに通じることですからね



名前のつけ方だって、長男に使うことが多い<太>や<一>を次男や三男につけると長男がダメになると気にしていた時代があったわけでしょ



昔、長男には一男とか太郎みたいに、それとわかるような名前をつけることがよくありましたが



三男に一太郎なんてつけちゃうと長男が出世できないって言われたんですよね



もちろんこれは何かの根拠があるというよりも、長男はみんなできちんと立てましょうという意味あいが強いわけですが、こういう気持って大事だと思いませんか



どう思う?玉の輔君😁