前座時代 | 春風亭小朝オフィシャルブログ Powered by Ameba

前座時代

おはよう晴れ



昨日、浅草の二部の高座に上がったらお客様が10名



マスクをして暗めの服を着た男性がバラバラに座っておりました



本来なら僕が終わったところでお客様にお帰りいただくわけですが、三部が始められなくなる可能性があるので急遽入れ替え無しに




先日、木久扇師匠も東洋館で同じような状況だったそうですが、これだけ少ないお客様の前で話すのは、前座時代に旧池袋演芸場で体験して以来



通常の持ち時間ならこういう状況の時に燃えるタイプなので、人情噺をやったりするところですが、なにしろ持ち時間が7分しかないのでそうもいきません



話しているうちに妙なスイッチが入ってなんだか楽しくなっちゃいました😆



前座の頃(特に池袋演芸場)は、お客様がいらっしゃらなくて開演時間を30分遅らせたり、1人しか入らなくてお帰り頂いたことも



昔の池袋はもぎりの横で前座たちが出前を食べていて、お客様から美味しそうだねと声をかけられたりしたんですよね



なんか、今では考えられない光景ですね



同期の円楽さんは前日に飲み過ぎて、ムカムカするから酒を抜きたいという理由で高座に上がってたし



同じく同期のぜん馬さんは、前座なのに二つ目より遅く楽屋入りして、途中で楽屋を抜け出してサウナへ行ったり喫茶店で本を読んだりしてました😁



僕は僕で、好きな先輩の噺を長く聴きたい時は時計の針をそっと動かしたり、お茶とお煎餅をもって下座さんの横に座ってお客さんのように楽しんだり



まぁ、同期の中では円楽さんがいくらか真面目だったかな😆



てなことで、本日のInstagramは激レアの写真を。