さて、どうする? | 春風亭小朝オフィシャルブログ Powered by Ameba

さて、どうする?

おはよう晴れ



昔、観たドラマに



俺がなぜ仕事を休まないかわかるか



俺がいなくても会社が困らないことを知られるのが怖いからだよ、という台詞がありました



働く男たちにとって、立場と同じくらい大事なのが居場所です



その現場に自分の座る椅子があるかどうかは大問題で



少し休んで戻ってきたら自分の椅子がなくなっていて、予備のパイプ椅子を出されたとします



その状態が長く続いたらどうでしょう



当然、気持ちが落ち込んで退職、転職を考えるようになります



自分はまだまだやれるという気持ちがある人なら、内心忸怩たる思いで、自分を窓際に追いやった責任者に
対して複雑な感情を抱くことになるでしょう



外野の僕からはそんな風に見えていた広島カープのベテラン石原捕手が今期初めてジョンソン投手とバッテリーを組みました



勝利投手インタビューの時は必ず、勝てたのは石原のリードのおかげと話すジョンソン投手ですが、なぜか今期は別の女房役と組むことになり、その結果、未だに勝ち星なし



昨日はカープファンからの石原と組ませろという外圧に屈しての再婚でした



しかし、良い結果は出せず、早くも今年のジョンソンは誰がキャッチャーを務めても同じという声が



さて、そこで気になるのが、これから先、石原選手の座る椅子があるのかという問題です



もしも監督がこのあともジョンソンと石原でいくと決めれば、石原さんもジョンソンが辞める時は俺がユニフォームを脱ぐ時と腹を括ってもうひと踏ん張りできると思いますが



このまま出場のチャンスを与えられずに引退となったらあまりにも寂しすぎます😢



監督の役目はチームを勝たせること



ただ、それと同時にプレイヤーの野球人生を預かっている立場でもあります



引退試合はただのセレモニー



それよりも大切なのは最後の最後に自分がどう扱われたかです



来年もユニフォームを着ることができるようにしてあげるのか、それともご本人がある程度納得したかたちで現役生活を終えられるように配慮するのか



すべては監督の気持ち次第です



解説者の中には、広島カープが低迷している原因のひとつに疲労をあげる方もおりますが



だとするなら、それはおそらく肉体的なものよりも精神的な疲労だと思います



1日2日試してみて結果が出ないと、すぐ他の部署に移動させられたり、昨日は目立つところに座らせてくれたと思ったら今日はお茶汲みにまわさせる



その時に選手がどんな気持ちになるのか



メンタル面の配慮に欠ける上司の元で良い働きができる部下はそうはいないでしょう



負け試合で個人の名前をあげて批判をしなくなったのは良いことです



あと必要なのは選手を信じる気持ちと、思いっきりやってくれ❗責任は俺がとるというリーダーシップだと思いますが😄