深夜に | 春風亭小朝オフィシャルブログ Powered by Ameba

深夜に

こんにちは😄


深夜にモニタリングという番組を観ました


内容は小泉孝太郎さんが大好きだという6歳の少女のドッキリです


小泉さんの写真を肌身離さずもっている少女の夢は二人でおむすびを拵えること


その夢を叶える企画でしたが、憧れの人が目の前に現れた瞬間の表情と、話しかけられた時のリアクションが、子供ではなく女性だったことに驚きました


6歳の少女にとって、この出会いがどれほど嬉しかったことか


観ているこちらも幸せな気持ちになりました😆


そして、そのあと<志村でナイト>を観ましたが、コントの最中、ずっと千鳥の大悟さんのことを考えておりました


少し前に放送になった<だいじょうぶだぁ>の中でも志村さんと大悟さんはコントを演じています


ひとみさんというお婆さんのマッサージさんに扮した志村さんが宿泊客の大悟さんの身体を揉むという設定だけが決まっているコントですが


大悟さんはコントの中で、あんたのことは子供の頃にテレビで観とった。そん時もマッサージしとった、と言ってるんですよ


その言葉には憧れのスターと有名なコントをしている喜びが感じられました


そんな大悟さんを可愛いと思いながら、的確なアドリブと<間>で返してくる彼に応えてさらにボケまくる志村さん


志村さんは大悟さんのことを、こいつはホントにいい奴だなぁと思っていたんでしょうね


こんなに愛情に溢れたコントは珍しいと思います


散々じゃれ合ったあげく、そろそろやめてもいいかと訊く志村さんの素敵さ


そんな夢の時間を提供してくれただけでなく、プライベートでも可愛がってくれた大先輩を突然失った大悟さんの心中は他人が推し量れるものではありませんが


僕も師匠をはじめとして、何人もの尊敬している先輩を失う経験をしておりますので、少しは気持ちがわかるつもりです


この喪失感が消えることは、おそらく生涯ないでしょう


ところで


僕が志村さんにお目にかかったのは一度きり


THE・MANZAIで一緒に審査員をやらせていただきました


楽屋へ御挨拶に伺うと、扉が開いていて、中には志村さんが一人だけ


正座をして少し猫背になってボンヤリしている姿が目に入った瞬間、ちょっとだけ挨拶するのを躊躇したんですよ


皆さんは、人間なんだから正座もするしボンヤリだってするだろうとお思いかもしれませんが


あぐらをかいて、煙草をくわえながら台本をチェックしているイメージが強かったものですから、正座、猫背、虚ろな目にはかなりの違和感がありました


プロのカメラマンは、その人の隠れた一面が見えた瞬間を逃さずにとらえるんだと思いますが


その時の志村さんの姿は、僕の頭の中にしっかりとファイルしてあります📷