攻撃する脳

こんにちは



あまり知られていない映画のDVDを続けて4本観ました



そのうちの１本は、それぞれに問題を抱えた若い男女のラブストーリーなんですが、演じている2人がすごく良かったので幸せな気分になりました



シナリオに関しては文句をつけようと思えばいくらでも言える内容だと思います



そこで、この作品を御覧になった方たちはどう思ったのかレビューをチェックしてみたんですよ



概ね高評価でしたが、ひとつだけ気になるレビューが



そこには、<自分の心が荒んでいるので何を観ても楽しくない>と書いてありました



僕が注目したのは、そう書いていながらも星の数が多かったところです



普通、批判的なことを書く人って星がひとつかふたつでしょ



それを見て、この人、きっと悪い人じゃないんだろうな、って思ったんですよね



そこで思い出したのが、中野先生に伺った脳の話



例えば、皆さんが誰かの悪口をネットに書いたり、人の足を引っ張るようなことをしたとします



その時、普通の人なら、君のしていることは卑怯だし悪いことだよって<脳のある部位>が警告をしてくれるんだって



これを世間では、わかりやすく良心と呼ぶわけですが



この時、良心の脳は悪いことをしている脳に対して、そんなことは止めなさいと攻撃を加えているそうです



つまり、ストレス解消のつもりで人を貶してばかりいる人は、同時に自分の脳もダメージを受けているわけ



それを繰り返していれば、当然身体にも悪影響があるわけですが、皆さんはこの脳の仕組みをご存知でしたか



先ほどのレビューの方は、マイナスのコメントを書かせた脳を、良心の脳が守ってあげようと星をたくさんつけさせたのかもしれませんね



てなことで、本日も茶道家の木村宗慎先生の稽古場へお邪魔します



先日の立て花に続いて、今日も特別な経験をさせて下さるそうなので楽しみ～☺️