縄文時代の人たち | 春風亭小朝オフィシャルブログ Powered by Ameba

縄文時代の人たち

おはよ晴れ
 
 
 
昨夜は銀座の壬生さんへ
 
 
 
6月の壬生さんの趣向といえば螢です
 
 
 
皆さんご一緒に田中邦衛さんの物真似で螢と呼んでみましょう
 
 
 
せ~の!
 
 
 
今年も食事前に照明を落とした部屋のあちらこちらで、呼吸をするように螢が光っておりましたキラキラ
 
 
 
驚いたのは螢にも女王螢というのがいて、サイズが少し大きめなの(女将さんの手にとまっている螢を見くらべて下さい)
 

女王螢が飛んでくると、まわりの螢が一斉に光りだすんですよ
 
 
 
壬生さんは料理の他に、当日どんなお客様と一緒になるか、というのも楽しみのひとつなんですが
 
 
 
昨夜は縄文時代の生き字引の方と御一緒でした
 
 
 
なんでも、秋には山梨とフランスで縄文時代に関しての大きなイベントを開催するそうです
 
 
 
皆さん!
 
 
 
3500年前の縄文人が最も多く食べていたのはなんの肉だと思いますか?
 
 
 
正解は鹿だそうです
 
 
 
それから、その時代に作られた子供用の棺桶の写真を見せてもらいましたが、なんとまわりに描かれているのは実にうまい漫画でした
 
 
 
当時の人は子供が亡くなるとその棺におさめて住居の入口の所に埋め、毎日その上を歩いたそうです
 
 
 
これは、いつも一緒にいたいという気持ちと、生まれ変わってくるという意味合いがあるのだとか
 
 
 
縄文時代は諍いはあっても戦争はなかったのに、弥生時代になると森林を伐採し、土地を巡っての戦争が始まるそうです
 
 
 
縄文人は豊かに平和に暮らしていたんですね
 
 
 
今度、縄文時代に描かれた絵柄200点を見せて下さるそうで、それを使って手拭いと扇子を作ることにしました
 
 
 
昨夜は3500年前の土も触らせてもらいましたが、来月になったら特別なところに案内して下さるそうです
 
 
 
なんか、夏休みを楽しみにしている子供みたいな気持ちになってきた
 
 
 
てなことで、本日はこれから小遊三兄さんと二人会をやってきま~すお茶
 
 
 
おっとその前に、昨日の献立を紹介しますね
 
 
 
先ずは、五三竹のお寿司から
 

五三竹は掘るとすぐダメになるので、ほとんどが瓶詰や缶詰に。壬生さんでは、氷の中に入れて運んできたものを手早く料理するそうです。続いての向付は、鱸とあおりイカと鳥貝
 
 
 
 

 
お椀の中身は冬瓜と茗荷
 
 
揚げ物は穴子に蓮
 


煮物は3色のずいきに白和え
 

おしまいに賀茂なすをいただき
 
 
デザートは水菓子と青梅の葛がけ
 


今月も美味しゅうございました