味わい深い方々
おはよ
昨日の<おんがく交差点>のゲストは皆さんユニークでした
先ず、いきなり、おでこでグリッサンドしてピアノを弾きはじめたのは作曲家の中川俊郎さん
中川さんは現代音楽の他、CMでも活躍されている方ですが
曲を書く時には制約があったほうがよいですか、それともないほうがよいですかって伺ったら
<制約があるほう>が自由に書けるというお答えでした
また、いいフレーズが浮かぶのは感情に変化があった時
たとえば、熱いものを持った瞬間、ウンチが出た瞬間、いる場所が変わった瞬間に曲が浮かぶんだって
指揮者の広上淳一さんは、若い頃、オペラ歌手を目指していたオランダの娼婦から英語と音楽を学んだそうです
広上さん曰く、裸になれない、恥を怖がる指揮者はダメだそうで
昔のオーケストラはかなり怖くて、若い指揮者をびびらせることが喜びだったそうですが
そこで怯まず、恥をかいてもいいから、私のやりたい音楽はこれなんですとオケに挑めないような人間は、先々、観客の心を震わせるような演奏は無理なんだとか
そして、心を震わせるといえば、千と千尋の神隠しでお馴染みのライアー奏者の木村弓さん
木村さんが弾きながら唄った<月の砂漠>を聴いて涙が止まらなくなった某企業のトップがいたそうです
その方が、いつでもあなたの月の砂漠が聴けるようにと、資金を提供してアルバムを作ってくれたんだって
そこまで人を感動させる演奏をする木村さんが、心がけていることは何ですかって伺ったら
私はすごく下手なんです。ただ、いつも胸のところに光を集めて、それをお客様に届けるようにしています、とおっしゃってました
胸に光を集めて、お客様に届ける
いいですよね、この言葉
それから、ミュージカル俳優の上條恒彦さんは、売れない歌手時代が13年間もあったそうですが
出発の歌が大ヒットしてやっと貧乏から脱出した時、初めにしたことは、子供を飛行機に乗せてあげることだったそうです
子供を喜ばせてあげるためだけに東京と大阪を往復したんだって
これからもミュージカル俳優としてやっていくおつもりですかって伺ったら
やはり私は歌手なので、コンサートをやっていきたいとおっしゃってました
そして、笙の演奏家、宮田まゆみさんは、笙を吹きながら天界と交信するのが楽しみだそうです
ねッ、皆さん面白いでしょアハッ
OAも是非御覧下さいね
ところで
(ここからはオマケなので、一般の方は入れません)
観ましたよ、岩立沙穂さんの生誕祭と武藤十夢さんとのSHOWROOM
このコンビのSHOWROOMはホントに楽しいッスね十夢さん美人だし
超強力メンバーの生誕祭は、全員の、は・や・いが観られましたが、ず~っと嫌そうにしていた茂木さんが、客席にうるせ~ッと叫んだのがツボでした
あと、岩立さんの最後の挨拶は心に届く良い内容だったなぁ
私はAKBに憧れて入ってきたのに、私が好きだったAKBにはまだなれていない気がするんです・・・・
この言葉を聞きながら泣いている横山さんの姿にもらい泣き
もし今、噺家全員に
あなたは、憧れていた、大好きな落語の世界に入ってきて、現在、自分が良いと思っていた噺家になっていますか
って質問したら、皆さんなんて答えるんだろう😌
AKBのメンバーの胸にもグサッとくる(こなければおかしい)岩立さんのひと言でした
温かいファンの皆さんのバックアップもあり、とてもよい生誕祭だったなぁおめでと~う
それから篠崎さん
たまには遠慮せずに思いっきり哀愁を漂わせないと体調を崩しますよ~
悪い息を吐き出さないと新鮮な空気は吸えませんからね