護摩を焚く
こんちは
先日、噺家と天台宗の僧侶という二つの肩書きをもつ露の団子さんから聞いた話なんですが
比叡山での修行中は、午前1時半に起床して、それから水を浴びて護摩を焚き、掃除をしてからまた護摩を焚く
朝食は梅干しとお粥だけ
移動は駆け足で、自由時間はほとんど無し、という生活をしていたそうです
ただでさえ集団生活はくたびれますからね
そこに、慢性的な睡眠不足、疲労、ストレスが加わるとどうなるのか
自分の中に潜んでいたダークな部分が徐々に顔を見せはじめるそうです
通常の生活なら愛想よく優しい人間でいられる自分が、追い詰められていくとイヤな人間になることを知ったことで、比叡山に入る前と後ではかなり考え方が変わったとか
よく、ピンチになった時にその人の本性がわかるっていいますけど、団子さんはそれを身をもって体験したわけですね
1時間くらい話を聞かせてもらいましたが、内容がとても面白くて参考になりました
おかげで、今月口演する菊池寛落語の一席がほぼ仕上がりました
ところで余談ですが
よくアスリートの方たちが、お寺に行って護摩を焚きますよね
なかには、顔を真っ赤にして軽い火傷みたいになっている人がいますけど
あれって肉の食べ過ぎというか、動物性の脂が顔から出て焼けてるんだって
ベジタリアンで油分の少ない方は護摩焚きしても、ああいう風にはならないそうですよ
でも、身体にたまった毒素を脂と共に放出するのはいいかもしれませんね
てなことで、お仕事前に護摩ではなくサウナで汗を流したオイラの競馬予想ですが🏇
ラジオ日本賞はメイショウスミトモ、能勢特別はオールドクラシックとタイセイアプローズ、そして大穴のアドマイヤツヨシ、ローズSはカワキタエンカの3着を狙ってみま~す