脳をその気に
おはよ
昨日は帰りの車中で言語学と脳科学の専門家がお書きになった本を読んでおりました
その本のなかに
<練習は本番のように、本番は練習のように>という言葉が出てきたんですよ
昔、志ん朝師匠が後輩たちに
稽古は実際の高座の時と同じようにやるんだよ、とアドバイスをしていらっしゃいましたが
この本によると、脳は繰り返すことで回路が強化されていくので、100の力で練習をしていれば本番の時にその力がでるようになるそうです
あべこべに、練習の時に手を抜いて回路を強化していない人が、勝負の時だけ満点をとりたいと気合いをいれてもダメなんだって
あと面白かったのは
やけ酒は、イヤな気持ちや、イヤな記憶を定着させてしまうので、やめましょうという話と
怒っている時にパンチングボールを叩き続けると、スッキリするどころか結果的に怒りが収まらなくなり、関係ないものにまで怒りをぶつけるようになるという脳の性質があるので要注意という話
怒りはその感情を一度でも行動で表現してしまうと広がってしまうのだとか
そう考えると、かんしゃくという落語は、脳の仕組みをうまく描いてますね
それから、脳には何かを始めると、徐々にのってくる性質があるそうで
たとえば、いったん掃除を始めると終われなくなったり
その最中に読んでいない本が出てくると、掃除を忘れて最後まで読んでしまったり
ですから、なにもやる気がしない時は、この脳の性質を利用して、とりあえず始めてしまうのがイチバンなんだって
そうかぁ、脳は一度弾みがつけば、どんどんのっていくのかぁ、と納得したあと
AKBの村山彩希さんのカラオケ配信をYouTubeで観始めたら
とまらなくなって、結果2時間も観てしまいました😅アハッ