中村屋の息子さん

おはよ



昨日、南座で勘九郎さんの襲名披露を観てきました


口上で彼が



今日、父を荼毘に付して、歌舞伎に捧げた父の肉体が無くなってしまいました。私は父の躍動する肉体が大好きでした



と挨拶した時、客席は涙、涙



中村屋はいい息子さんたちを残しましたよね



先代の小さん師匠がご存命の頃



お弟子さんの馬風師匠が



師匠が長生きしてくれてるっていうのは本当にありがたいことだよなぁ、としみじみおっしゃってましたが


勘三郎さんの息子さんたちは、まだ31歳と29歳ですからね



若くして父親と師匠を同時に失ってしまったのは辛いだろうなと思いながら、ふと気づいたんですが



勘三郎さんがお父さんを亡くしたのは彼が32歳の時ですから、今の勘九郎さんとそうかわらないんですよ



七之助さんが口上で、いつまでも下を向いてはいられません、って言ってましたけど



二人の息子さんたちには、父親に出来たことは自分にもできると信じて歌舞伎界を盛り上げて欲しいな


=KOASA