我が道を行く

こんちは



三枝師匠の文枝襲名の記事がｽﾎﾟｰﾂ紙に載ってましたね



事前に師匠からﾒｰﾙを頂いて



文枝襲名を決心しました、という文面を読んだ時にｼﾞｰﾝときました



今回の襲名に関しては反対者もいたみたいだけど、王道を行くんだという師匠の決意は素晴らしいと思う



新作落語はどうしても古典より軽く見られがちなんですよね



どんなに笑わせても、抜群の集客力を見せつけても



新作だからね、という時代があったことは事実で、師匠も内心忸怩たる思いで過ごされたことでしょう



それでも作品を創り続けて芸術祭の大賞を受賞



作家に書いてもらったんじゃなく自作自演というところが素晴らしい



その後、上方落語協会の会長に就任


繁昌亭を建て、その売り上げで協会のﾋﾞﾙもつくり



勲章をもらったと思ったら、今度は師匠の名前を襲名です



もう少したって、歌丸師匠が人間国宝になれば、東西のﾊﾞﾗﾝｽで次になるのは三枝師匠ですから



まさに王道を行くという感じですよね



師匠は最近、古典にも意欲的ですから、文枝襲名後、今度は古典落語で芸術祭を穫るかもしれません



そして、最終的に三枝をだれに継がせるのでしょう



ま、とにかく東西を通じてこれだけ華麗な噺家人生を歩んでいる方も珍しい



本当に本当におめでとうございます(^^)


=KOASA