四人の都知事

ど～にょ



石原さん、東国原さん、渡辺さん、小池さん、という四人の立候補者が、これからの東京をどうしたいのか語ってる番組を観たんだけど



和民の親分は、自分が地道にやっているﾎﾞﾗﾝﾃｨｱ活動のｱﾋﾟｰﾙと、今まで人を使ってきた経験からのﾘｰﾀﾞｰ論、そして知事になったら給料はもらわないみたいなことを言ってましたね



東国原さんは、将来、必ずやってくる直下型の大地震に備えて、災害時でも携帯が使える、電車が止まらなない、避難している人が困らない東京を、築地問題も再検討しながら作り上げていくと語ってました



小池さんは、せっかくご自分のﾌﾟﾗﾝをもっていながら、石原さんを攻撃することに神経がいきすぎて立候補者に見えなかったのが残念



そして、攻撃を受けた石原さんは、相も変わらず、お前は何もわかってないという話しぶりと、お得意のｱﾒﾘｶの○○っていう、とても有能な男がいて、彼と話したら…



もういい加減、この話しの運びをやめたらいいのにね



いつも、〇〇を書いたｱﾒﾘｶのとても優れた学者と話したら彼も僕と同じ考えで



こればっかり



前に養老孟司さんと対談した時も、この手を使いまくってたけど、きちんと自分で分析できる養老さんに全くかなわなかったからなぁ



さて、この四人の候補者を見て考えたことは



将来の設計図がきちんと描けているのは当然として、問題は議会を納得させ、面従腹背の職員たちを動かせる能力があるのかどうか、ということ



実際、青島都知事の時は動いてもらえなくて大変だったみたいだから



その視点で見ると、渡辺さんは真面目すぎるかなぁ



例えば、他の議員が反対をしたり職員が言うこときかない時に、私のやろうとしてることを、この人たちが邪魔するんですってｶﾒﾗに向かって怒れるような河村市長的なあくの強さが足りないよね



それから、小池さんは短気激昂型だから人が動かない気がする



東国原さんは、宮崎で何を学んだかによるけど、ここから総理へという人生設計がはっきりし過ぎてるから、東京をどれくらい大切に思ってくれるのか



石原さんは、今回の災害で勝ちは決まったようなもんだから、ｺﾒﾝﾄの必要はないよね



非常時にﾄｯﾌﾟを代えるような冒険をする都民は少ないでしょう



ま、再選されてもお花見だけは中止にしないで下さいね



でもさぁ、最近思うんだけど、国は人をつくるっていうことをもっと真剣に考えないと駄目だと思う



それも、知と情の両方をたっぷり持ち合わせた人間を


今度、小学校からみっちり英語を教えるらしいけど



その前に教えることが山盛りあるんじゃないのかなぁ


=KOASA