三匹が斬る
こんばんは
また、三匹が斬るの再放送やってるんだね なんか、今だにファンクラブがあるってきいたけど 三匹の話しは山ほど益博ってくらいありますよ
あれはね、その昔、三匹の侍っていう大人気時代劇があって、それをベースにして本格時代劇を復活させようというのが、基本コンセプトだったの
それなのに、初めから僕がアドリブで色んなことやっちゃったのね
そうしたら、これが好評で、いつの間にか笑える時代劇になっちゃった
スタジオに入ると、スタッフが照明を決めてるわけ しばらくして、お願いしますって声がかかると、出演者がセットインして監督からだいたいの動きとカメラ位置 の説明を受けるの で、取りあえず一度、動いてみて下さいって言われるんだけど、それまで一回も稽古がないわけだから、そこで初めて共演者の台詞の感じがわかるんだよね
それがすむと、カメリハになるんだけど、ここから僕の頭がまわり始めるの
なんかないか、どうにか面白くできないか…
考えてるうちに、本番の声
芝居が始まる、台本にはないギャグが炸裂、普通は台詞終わりで、すぐカットがかかるんだけど、僕の時は、まだなんかやるんじゃないかって監督が待ってるから、そうなるとこっちも期待に応えて、もうひとギャク追加するわけ
カット 監督の声で、セット中にドッと笑い声が響く
毎回、こんな感じで撮ってたの
高橋さんも役所さんも、よく付き合ってくれました
長山洋子ちゃんなんて真面目な顔してボケかましてたからなぁ
どうも役所さんは、三匹のこと忘れたいらしいから、高橋さんとV6の岡田さんと、三人で復活させたいなぁ
ねぇ、いいと思わない
じゃあ
PS.美里さん、がんばってね
後輩に役に立つのは先輩の失敗談です
でも、案外これが難しい
なぜなら、ほとんどの人が、私はこんな間違いをしたけど、こうやって克服したって話すでしょ、たいがいの場合、克服できた自分の自慢話になっちゃうんだよね
そうなると、聞いてる方が、あんたには出来たかもしれないけど私には無理よってなっちゃう
そうじゃなくて、伝えなきゃいけないのはなぜ間違った選択をしてしまったかの状況説明と、心理が変化していったプロセスの自己分析なんだよね
ここに重心を置いて、話してみたら如何でしょう
=KOASA