春風亭小朝『言葉にならないフィーリング』

言葉にならないフィーリング

こんばんにゃあ

｢自分の進む道を自分で決められなくて、占い師に見てもらってる男がいたんですよ｣
｢なに～ｲ、やっちまったな。男は黙って、あみだ。男は黙って、あみだ」
という訳で、今宵は占いのお話し。

占いっていう字ですけど、上のﾄの部分は、大昔、亀の甲羅にﾄという傷をつけてうらないをしたから。
で、その結果を巫女が口で話すところから、占いっていう字ができたそうな。

優秀な占い師も自分の事はよくわからないっていうでしょ。
あれ、自分に対しては欲がでちゃうからなんだってね。

つまり、どっちにでも解釈できる結果が出た時、自分に都合よく考えるから駄目なわけ。
て、ことはさぁ、答えはひとつじゃないってことでしょ。

要はそれをどう捉らえて活かすかだから、昨日のｶｷｺにあったみたいに今年の運勢が悪いからってﾍｺむんじゃなくて、少し用心するくらいでいいと思うんだけど。

あと、数日前にあった、天罰はあると思いますかっていうｶｷｺだけど、その時、自分が感じてる内なる声が天罰の元になってるよね。
例えば、急に金持ちになったとしましょう。

その時に、貧乏な人を見下してる自分が現れるわけ。
お金を借りに来た人に貸さないと、意地悪をしてるみたいな罪悪感が生まれるでしょ。
なんか、俺って金持ちになったら、嫌な奴になってきた…

この内なる声を感じとってる人は、ちょっとつまずいただけで、あっ、天罰かもってなるわけ。
だからさぁ、これって天罰だなと思った時には、その前に必ず自分の気持ちのなかに、なんか悪いことしてるって感じるものがあるんだよね。
その証拠に真面目に暮らしてる人は、ちょっと悪いことがあっても、ついてないﾅでおしまいだもん。

京都のお寺の掲示板に書いてあったよ。｢気にしても、苦にするな｣

PS.旦那が奥さんの実家に寄りつかないというお悩みの方。