BCLにとって馴染み深かい、「国際返信切手券」(IRC=International Reply Coupon) が来年、2026年12月末で廃止となります。
発行業務を行っている「万国郵便連合」(UPU=Universal Postal Union) が、9月開催の会議で決定したもので、1907年10月1日の発行からほぼ120年の歴史があるIRCですが、デジタル化の波を受け、国際郵便においても社会の変化に対応せざるを得なくなったためでしょう。
現在のIRCは、「アビジャン型 (Abidjan)」と呼ばれるデザインで、このタイプ (国内で発売されたものは150円と180円があります) の有効期限は、「2025年12月31日」(31.12.2025) と書かれてあるのが多いのではないかと思われますが、この表記に関わらず、「2026年12月31日」まで有効となり、郵便切手と交換可能です。
BCLにとって、かつては海外放送局への受信レポートに、返信用としてIRCの同封が効果的だったのですが、今では通用する国が少なくなり、実際に (中央局など特定局でないと) 交換出来ないなど、その有効性が限定されてしまいました。
少しIRCのことについて書くと、初めてIRCが送られてきたのが1970年、これは封筒に貼るには大きすぎるしな。そのうち、郵便局で切手と交換して使うものだとわかりました。
海外郵便料金の改定に合わせて、旧金額の変更や差額分切手を上に貼って使っている国もありました。
その後、さらにサイズが大きくなり、有効期限が設けられたりしました。
今のIRCを、有効期限内の今年中に使ってしまおうと、あちこちに出しましたが、慌てる必要がなくなったのを知ったのは、最近です。





