ドイツのRDC社 (Radio Data Center GmbH) が発行している、「World Radio TV Handbook」(2026年版、80周年記念号)を入手しました。

 

この第80版でもって、1945年以来発行 (1946年版) されてきた印刷版WRTHが最終となりました。2022年版までは、英国のWRTH Publications社が発行していましたが、権利をRDC社に譲渡し、発行が続けられてきました。

 

紙より電子データで、が今の時代。世界の放送局の情報が掲載されている唯一の「本」でしたが、これまでどおり印刷して製本、発行、発送するのが難しくなってきたのでしょう。(実際、日本からヨーロッパ宛てに本を郵送するのも、手続きが複雑になっています) 今後は、電子版のみが提供されます。

 

 

WRTHの思い出話になりますが、初めて入手したのが1970年。まだ大阪駅前にあった旭屋書店の洋書コーナーで注文しました。その頃は、短波放送が全盛期で、海外局の局住所、送信所、周波数、スケジュールが載っているこの本が、良い参考書となりました。放送開始のI.S.は♪の楽譜で掲載されているなど、ユニークでした。

 

 

1980年代は、阪急三番街の紀伊国屋書店の洋書コーナーで見つけました。

 

WRTHは4年ぶりに買いました。いつの間にか、文字ポイントが少し大きくなったようで、その分厚さも832ページと増していました。ただ、重たい本なので、活用する機会は、そう多くはないでしょう。

 

日本での、この類の本と言えば、日本BCL連盟発行の「DX年鑑」でしたが、1983年で終わってしまいました。日本語だと、読みやすかったのですが。