日曜の昨日が山の日という祝日で、今日は日曜休みが振り替えられた、ということか。明日からの三日が盆休みかな。


今、市立図書館分館へ行ってきた。

六冊返却して、新たに五冊借りた。

今日借りた本


日明恩

「優しい水」

徳間書店、2017


岡崎琢磨

「鏡の国」

PHP研究所、202309


一本木透

「あなたに心はありますか?」

小学館、202309


喜多川泰

「おあとがよろしいようで」

幻冬舎、202310


小西マサテル

「名探偵じゃなくても」

宝島社、202312


最初のは既読本かも知れないと思いながら借りたが、あとはどうやら、昨年の秋以後に出た、まあ新刊かな。見慣れないタイトルばかり。

この暑さではどこにも行く気がしないし、行くとこもない。母親がなくなった直後にコロナ騒ぎが始まり、今もおさまったわけでもないから、誰も、妹たちから来るという連絡もない。一昨年の足の骨折による入院と、昨年の脳梗塞による右足の麻痺までは、連絡はしたものの、見舞いもできないことで、会ってない。もうないかもしれないな。互いに年を取ったし、そんなものなのかな。

妻は盆休みもなく、仕事があるから、孫娘に会いに行くこともないとなると、なにもすることはないな。

涼しいときなら、読書三昧もできそうだが、この猛暑続きではなかなかはかどらない。

明後日が期限の図書館本が五冊だが、三冊はどうにか読み終えたが、二冊は挫折した。半分近く読んだものの、もう読む気にならず、あきらめた。さらに、期限は先だが、以前読んだことがあるのに気づいた海外ミステリーの文庫を加えた六冊を明日返しにいこうかと思う。

図書館に次に行くのは、盆休み明けだから、できるだけ読みたいとは思っているのだが。

読めなかった本は、堂場瞬一さんの警察小説「穢れた手」と、一穂さんの二人の少女が十歳で出会い、互いに引かれ合い、全く違う環境にいながら続く友情を四半世紀描いた小説、「光のとこにいて」。読まずに返すのは、グリフィス「窓辺の愛書家」。

大学から博物館に出向して民俗学を研究する羽野千夏。研究テーマは、口承の民話や言い伝え。痴ほう症になりながらも、記憶のそこに残るものに興味を抱き、それを聞き出し、なぜ残るのかを調べようと、とあるグループホーム、風の里にやってきた。入所者は六人だけだが、個性が強く、問題老人ばかり。グループの他の施設から追い出されてきたものばかり。しかも予算がなく、介護士は三人だけ。だからだれも親身に老人たちの話を聞かず、画一的な行事やレクリエーションを押し付けるだけ。

そんなところにきた千夏は、まともに話し相手になることで、彼らと親しんでいく。そして徘徊癖があり、夕方になるとホームから出ようとしたがる老嬢ルミ子に注目する。何か訳がわからない言葉を呟いている。おろんくち。何を意味するか気になった千夏は調べてみるがわからず、ネットでも質問状をだす。

それに答えてくれたのは、高校をリタイアしたがっていた大地。教育ママにがんじがらめにされ、私立の名門高にまでは入ったものの、サボっていた。

昔いったことのある父方の祖母が住む山梨の山奥の村。夜聞かせてくれた祖母の昔話で聞いたことがあった。

それがきっかけで、二人はルミ子が口ずさんだ言葉をもとに、彼女の過去を探っていくことになる。

無事に過去まで明らかになったあとで、二人はルミ子の異常行動に隠されていた別の秘密を明らかにすることになる。一年前にボランティアにつれられて外出し、電車に乗ったルミ子は、異常な景色を目撃し、それがきっかけで、故郷の記憶を思い出したのだった。二人が辛くも未然に防いだ少女たちの誘拐と監禁事件。