なんとも気味が悪いホラーサスペンスか?
主人公の片桐は、両親を交通事故でなくし、天涯孤独の身になる。そんな彼を慰めるために、四十九日に、両親の家に来てくれた、昔のリトルリーグの仲間や監督。親友の貫井と奥さんと赤ん坊。牧口監督に、唯一の女子メンバーだった冴子。泊まっていく貫井たちの寝支度中に見つけた母宛の手紙。母の弟にあたる赤石。それとともにひとつの記憶がよみがえる。母と叔父が話しているのを漏れ聞いた話。母の一族には異形のものである的を察知する能力を持つ矢の者が、時々出るという。思春期に覚醒し、中年で失われる。片桐にも人の腕にさわると、その年齢がわかるという能力があるが、誰にも相談できず悩んできた。矢の者と通じるものかどうか?叔父の赤石は南房総市の山の奥にいるらしい。会いに行き、詳しいことを聞いてみよう。
それが発端だった。会ってみた叔父の挙動に不審を抱き、泊まらずに帰る途中、車の自損事故で入院。たいした怪我でなくすみ、事故の発見者の親切で、自宅に帰ってみたら、なんと両親の家が燃えている。放火らしい。しかも貫井の奥さんと赤ん坊かなくなった。放火前に奥さんは殺されていた。
貫井の様子がおかしい。妻子の死の原因が片桐かのように恨んでいる。
赤石も姿を見せるようになり、疑い出す片桐は仲間とともに、彼のことを調べる。時代の違う写真にうつる赤石。昔より若返ったかのような赤石。
はたして赤石は本当に叔父なのか?彼に狙われ出す片桐。
赤石との対決はどうなるのか?