今日は営業が全員、出払い職場は閑散としていた。

私は注文もなく、することもなく、暇をもて余す。

昼過ぎまで、曇り、時々雪や雨だったが、昼過ぎには晴れて暖かくなる。週末まで、暖かいようだが、来週はまた寒くなるらしい。ただ、雪はあまりないだろう、と期待してる。

仕事帰り、県立図書館へ。

四冊返却して、新たに三冊借りた。

今日借りた本


西條奈加

「姥玉みっつ」

潮出版社、202403-04


木村元

「音楽のような本がつくりたい

編集者は何に耳をすましているのか」

木立の文庫、2021


マイケル・ボンド

「失われゆく我々の内なる地図

空間認知の隠れた役割」

白楊社、2022



高原の田舎町、紫野で、経営者が遺体で見つかる。農薬をのみ、首を切られていた。しかし、凶器が見つからず、殺人事件として捜査が始まる。凶器が見つからず、身近にいた妻が疑われるが、取り調べ中に、その日付の新聞にくるまれた凶器が見つかり、疑いは晴れる。

自殺か他殺か、捜査は難航し、同じように首を切られた遺体が次々と見つかる。

駐在所の警官、上松五郎は霧のように見にくい犯人の捜査に挑む。

ネットの自殺サイトに被害者の投稿があることがわかり、掲示板で発言していた博士と名乗る者が犯人かと思われたが、正体は不明。

被害者の一人は、記者で、五年前に東京で起きたミスト事件を追って、紫野に来ていた。犯人もこの地にいるのか?

そして明らかになる真犯人の正体は意外な人物だった。

最後まで予測できず、最後まで読まされた。

太平洋側は晴天。日本海側はまだ雪らしいが。

仕事帰り、市立図書館分館へ。

明日が期限の本が五冊あったが、読み終えた三冊だけ返却。残り二冊は、延長した。

新たに、三冊借りた。

今日借りた本


ほしおさなえ

「東京のぼる坂くだる坂」

筑摩書房、2021


鯨井あめ

「沙を噛め、肺魚」

講談社、202405


青柳碧人

「ナゾトキ・ジパング  HANABI」

小学館、202408


最初のは読んだことあるような希もしたが、何年か前だし、再読してもいいかなと思い、借りた。