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感情は、私たちみんなが経験する心の状態です。脳の中で感情が生じるのは、主に脳内で神経伝達物質と呼ばれる脳内物質が作用しているからです。感情の使命は、あなたに明確なメッセージを伝えることです。あなたの注意を引くできごとが起こっているというサインです。
良きにつけ悪しきにつけ感情は私たちを動かし、行動を起こすように私たちの背中を押します。実際、「感情」という言葉は、「動き」や「衝動」、「あなたを前に動かす」という意味を持つするラテン語の「Emotio」という言葉が由来です。
感情は、脳が特定の神経伝達物質またはホルモンを放出するときに起こります。
4つの感情
健康的でポジティブな気持ち(喜び、幸福、落ち着き)
健康的でポジティブな気持ちを感じるときには、脳内で幸福感や喜びをもたらす ドーパミン、愛情や信頼をもたらす オキシトシン、リラックスや落ち着きをもたらす セロトニン などのホルモンが分泌されます。
不健康でポジティブな気持ち
不健康でポジティブな気持ちを感じるときには、脳内で ドーパミン が分泌されることがあります。
ドーパミンは、幸福感や喜びをもたらすホルモンですが、過剰に分泌されると、陶酔感や躁病感、軽躁などの症状を引き起こすことがあります。
その他に、過剰なストレスや不安感によって、脳内で アドレナリン が分泌されることがあります。アドレナリンは、興奮や緊張感をもたらすホルモンです。
健康的で否定的な気持ち(フラストレーション、悲しみ、怒り、後悔…)
健康的で否定的な気持ちを感じるときには、脳内で アドレナリン が分泌されることがあります。アドレナリンは、脳内でストレスや不安感によって分泌されるホルモンで、興奮や緊張感をもたらします。
また、悲しみや怒りなどの感情には、特定のホルモンが関与しているわけではありません。しかし、これらの感情を抱くと、脳内でストレスホルモンが分泌されることがあります。
不健康で否定的な気持ち(うつ、不安、罪悪感…)
うつ病の場合、脳内で セロトニン というホルモンの分泌量が低下することが知られています。不安感を感じるときには、脳内で コルチゾール というストレスホルモンが分泌されることがあります。罪悪感を感じるときには、脳内で セロトニン というホルモンの分泌量が低下することが知られています。
脳は全身にある視覚や聴覚、触覚などの感覚器官から情報を受け取り、様々な神経伝達物質を放出して感情を発生させます。
ポジティブな感情のときは、受け入れやすいですが、ネガティブな感情を受け入れるのは難しいものです。
いつもうまくいっていて、つねに健康的でポジティブな気持ちでいることがよいことだという考え方が頭に染みついているからだと言えるでしょう。しかしそれは非現実的であり、実現不可能です。
感情は私たちの期待度やできごとの受け取り方によって変わってきます。ずっと幸福感が続くということもあり得ません。
感情を受け入れるのはなぜ難しいか
私たちは、健康と消費の文化に生きています。さまざまな健康になるとされる商品が私たちのすべての問題の解決策になると伝える傾向にあります。
また、何が起こったとしても、私たちはいつも笑顔でなければならないという思いにとらわれています。
さらに、すべてのネガティブな感情を、コントロールできると過大評価しています。
絶えず良い気分でいなければならないとすることは、逆にポジティブになることから私たちを遠ざけるばかりです。
ポジティブな感情だけを表現するように要求されることで、自分のほんとうの気持ちを隠してしまうようになります。
このような姿勢は、落ち込んでいる状態に対してさらに気分を悪くしてしまうだけです。
この社会だけが適切な感情管理に悪影響を与えているわけではなく、私たちがどのように育てられたかにもよります。
たとえば、学校や家庭において「男は泣いてはいけない」という言葉を聞いたことがありませんか?
感情を受け入れる方法
どのような感情であれ、その感情を効果的に受け入れる方法を学ぶことが重要です。悲しみでも怒りでも妬みや恨みでも、その感情を無視すると心やからだのどこかに居続けます。受け入れてくれるのを待っているのです。その感情を感じることを自分に許すと、感情は消えていくものです。
私たちが避けるべきなのは、感情を抑え込んでしまうことです。誰かに責任を押し付け犠牲者であるかのような行動は、火に油を注いでしまいます。「感情と争えば、身動きが取れなくなってしまいます。自分自身を部分的に否定しているからです」
すぐできる方法
~すべきを忘れる
あなたの心の声が 「私は…すべき」と発しているとき、その言葉を「私は…をしたい」と置き換えます。
どちらの感情も受け入れる
私たちは、神でもスーパーマンでもなく、人間なのですからポジティブ・ネガティブどちらの感情も持っていることを受け入れましょう。この性質と戦うのは無意味です。
感情と同居する
あなたの中に感情を住まわせましょう。感情はただの、あなたの血に流れているいくつかの化学物質です。あなたという人の一部なのですから、それを愛し、それを受け入れましょう。
感情を受け入れる5つのステージ
- 心の盾を下ろす: 少し時間を取って、自分の心の反応のすべてを観察してみましょう。つらい感情に直面したとき、まずは心の盾を下ろし、感情を抑圧せずに受け入れることが大切です。
- その感情に名前をつける: 感情に名前をつけることで、自分がどのような感情に直面しているのかを明確にすることができます。その感情がどんなにささいなものに思えても、筋が通っていない気がしても、その感情をじっくり考察したほうがいいというのです。こうした感情は、あなたの心の中にある期待や不安を知るための窓なのです。
- 感情に耳を傾ける: 感情に耳を傾け、自分がどのように感じているのかを理解することが大切です。その感情が何であれ、それが提供しているのは、あなたが本当に気にかけていることについての情報です。
- その情報に基づいて行動する: 感情に基づいて、自分がどのように行動するかを決めることができます。ひびが入った人間関係を終わらせるか、あるいは、修復する方向に向かうでしょう。家族と過ごす時間を増やすと決心するかもしれませんし、すっかり忘れていた夢を追いかけるために時間を工面するかもしれません。感情と論理を組み合わせることで、最良の決断を下せるようになるのです。
- 感情に感謝する: 感情に感謝し、自分が成長するための貴重な情報源であることを理解することが大切です。私たちの願望をのぞき見ることができる窓なのです。
感情はあなたをより人間らしくしてくれる
感情は人間らしさを引き出すものです。
- 感情は、生物の生存と繁殖にとって重要な役割を果たしています。例えば、恐怖は危険から身を守るための反応を引き起こし、怒りは自己防衛やリソースの保護を促すために必要です。
- 感情は、個人や集団の生活において欠かせないものであり、他者とのつながりや相互作用を円滑にするために必要です。喜びや感謝の感情は、他者の行動に対する報酬や評価を示すために重要です。
- また、感情は、五感から入ってくる情報を判断・記憶するのに重要な役割を果たしています。
感情と共に生き、経験し、学び、そして感情からインスピレーションを受け取りましょう。
はなみずきのmy Pick
笑顔のすてきなあなたに
幸せがなだれのように訪れますように。
世界にただひとりの素晴らしいあなたにありがとう
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